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2024年3月5日【アフター市場】

アクサルタ、世界最速・完全ハンズフリーの全自動塗料調合機

坂上 賢治

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アクサルタコーディングシステムズ社は3月5日、自動車補修塗装業界向けに世界最速で完全自動化された、完全ハンズフリーの全自動調合機「Axalta Irus Mix」(アクサルタ アイラス ミックス)を自社イベントの2023年アクサルタグローバルで発表した。なおAxalta Irus Mixは、2023年にヨーロッパ全域先行で展開され、後に世界展開される予定。また日本国内での発売期日は現段階では未定としている。

 

このAxalta Irus Mixは、高い調色精度を実現。アクサルタのパッケージングと連動させて収益性を最大化。環境への影響を最小限に抑えつつ、補修塗装の事業者が事業目標以上の結果を生み出せるように助力するものだという。

 

この開発製品に関してアクサルタ社のトロイ・ウィーバー氏(グローバルリフィニッシュ担当上級副社長)は、「当社では常にイノベーションの最前線に立てるよう努力を重ねています。

 

私たちは、お客様の事業展開の改善に役立つ方法を常に模索し、お客様が可能な限り、効率的に仕事を進め、収益性を最大限高められることを目指しています。

 

我々は、かつてAxalta Irusと呼ばれるアクサルタのエンドツーエンドのデジタル色管理プロセスを発売した時点で、この業界の未来の姿が完全自動のカラー調合になることが分かっていました。

 

現在、私たちは同技術の提供を開始しており、補修塗料の関連事業に携わるお客様は、これまでにないほど自動化された色管理ができるようになっていることに驚かれることでしょう。Axalta Irus Mixは、アクサルタのデジタル色管理プロセスの3つのシンプルなステップである〝測色 – 検索 – 調合〟の最後の段階の調合に用いられるシステムとなっています。

 

結果、我々は事業の効率性、収益性、持続可能性を高めることを願われる事業者様のニーズに応えるべくイノベーションを起こしました。その結果が、Axalta Irus Mixです。アクサルタは、世界的な大手機器メーカーとの独占的なパートナーシップにより、Axalta Irus Mixの構想、開発、設計、製造を一から築き上げました」と自社技術に自信を覗かせている。

 

そんなAxalta Irus Mixの基盤をなす重要な柱は以下の4つとなる。

 

– 時間的優位性
Axalta Irus Mixは、特許取得済みの技術を用いた、市場で最も高速な完全自動化調合機で、アクサルタの試験結果によれば、補修塗装の事業者がAxalta Irus Mixを使用すると、手作業の調合と比較して労働時間を60%以上短縮できる。

 

– 労働の最適化
Axalta Irus Mixは、使い方が非常にシンプルで、熟練した技術者が操作する必要がない。塗装技術者は、塗料の調合が行われている間、別の仕事ができる。

 

– 消費する際のメリット
Axalta Irus Mixは、アクサルタの実績あるボトルシステムと連動するように設計されているため、製品を専用ボトルに詰め替えたり、小分けしたりする必要がない。更にボトルには高精度の注入蓋が取り付けられており、無駄なく正確な調色を実現する。

 

– 環境への配慮
アクサルタのボトルシステムは、再生プラスチックの含有率が50%で、アクサルタが持続可能性に力を尽くしていることを明確に示している。アクサルタのベースコートのプレミアムブランド(スピースヘッカー パーマハイド ハイテック、クロマックス プロ、スタンドックス スタンドブルー)は、このボトルで発売されており、Axalta Irus Mix専用として使える。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。