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2020年1月29日【アフター市場】

フレアら、カンボジアで自動車ラッピング広告事業開始

NEXT MOBILITY編集部

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 リネットジャパングループ株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役社長:黒田 武志)と株式会社Flare(本社:タイ王国、代表取締役:神谷和輝、以下「フレア」)は、2020年2月よりカンボジアで自動車ラッピング広告事業「Flare AD(フレアアド)」を共同で提供を開始する。

 

「Flare AD(フレアアド)」とはフレアが提供する自動車ラッピング広告事業で、アプリを用いて登録を行い、車へ指定のステッカーを貼ることで、報酬を受け取るというもの。ステッカーの大きさや走行距離、走行エリアによって報酬のレートは変動する。

 

 

2017年6月のタイにおけるサービス開始から、これまでに述べ20,000人を超える自動車ドライバーが登録し、タイや日系、グローバル企業など様々な広告主が利用している。フレアによると、2020年1月現在タイ王国における自動車ラッピング広告市場シェア1位だ。

 

 今回、サービスを開始するカンボジアは、7%を超える経済成長をこの10年間継続しており、中間所得者層マーケットが急拡大している。とくに首都であるプノンペンでは一人当たりGDPが3,800ドルとモータリゼーションが始まるとされる3,000ドルを超えてきており(2018年)自動車市場も急成長中だ。

 

2018年の広告費は1.98億ドル(約216億円)、 2019年 220億ドル(約240億円)、2020年2.40億ドル(約270億円)と年約11%と高い成長率で成長していくと予想されている。また広告市場もまだ未成熟なためオンライン、オフライン共に広告媒体も不足しておりFlrea AD(フレアアド)を展開するには非常に魅力的な広告市場といえる。

 

 

 さらに、フレアと協業するリネットジャパングループ株式会社はカンボジアにおいて中古自動車販売事業、自動車リース事業、マイクロファイナンス事業、マイクロ保険事業、自動車整備人材教育・送り出し事業などを展開し、カンボジア事業全体で従業員は400名を超えている。長年カンボジアにおける事業展開を行い、特に自動車関連事業のノウハウを持っているため、双方のサービスの親和性が高い。

 

そして今回のサービス展開により、今後3年間で登録ドライバー数5,000名、カンボジアにおける屋外広告市場トップのプレゼンスを目指し取り扱い広告規模3億円を目指していく。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。