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2018年4月18日【アフター市場】

パイオニア、駐車監視機能搭載の高感度ドライブレコーダー2機種を発売

NEXT MOBILITY編集部

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パイオニアは、夜間や暗所でも高画質に撮影ができ、長時間監視が可能な「駐車監視機能」を搭載したドライブレコーダー「VREC-DZ500-C」と「VREC-DZ500」を6月に発売する。

 

[VREC-DZ500-C /VREC-DZ500]

<商品名、型番、希望小売価格、発売時期>

– ドライブレコーダーユニット、VREC-DZ500-C、オープン価格、6月
– ドライブレコーダーユニット、VREC-DZ500、オープン価格、6月

パイオニア・ロゴ

近年、交通事故や交通トラブルの際の映像を録画する用途で、ドライブレコーダーの需要が急激に高まっている。
 また、昼間や走行中の記録だけではなく、夜間・暗所での撮影や駐停車中の監視機能など、使用シーンに対するニーズも多様化していると云う。

 

パイオニアでは、そんなドライブレコーダーへの幅広いニーズに対応するため、夜間や暗所での高画質撮影、長時間監視が可能な「駐車監視機能」を搭載したドライブレコーダー2機種を発売する。

 

[主な特長]

 

(1) 暗闇の中でも撮影できる高感度撮影「ナイトサイト」を搭載

 

HD画質の車載用高感度CMOSセンサーを用いて、従来のドライブレコーダー(※1)に比べ100分の1以下の光量でも撮影できる「ナイトサイト」を搭載。昼間の走行映像のほか、夜間の走行風景や駐車監視中の暗闇でも周囲の映像をはっきりと映し出して撮影することができる。

 

※1 同社ドライブレコーダー「ND-DVR40」

 

従来モデルと「VREC-DZ500」で撮影した画像の比較

従来モデルと「VREC-DZ500」で撮影した画像の比較

 

(2) 走行中の映像を鮮明に撮影可能

 

・「HDR」機能と「WDR」機能を搭載

「HDR(ハイダイナミックレンジ)」と「WDR(ワイドダイナミックレンジ)」の両機能を同時に使用することで、従来モデル(※1)では補正しきれなかった明暗差の激しい状況でも、白潰れや黒潰れを補正し、鮮明に撮影できる。

 

・LED信号に対応

LED信号機の点滅周期に影響されにくいフレームレート 27.5fpsに対応し、西日本など、電源周波数60Hzのエリアでも使用できる。

 

(3) 駐停車中の車を見守る「駐車監視機能」を搭載(※2)

 

・「駐車監視機能(セキュリティモード)」:(VREC-DZ500-C)

駐停車中の車を24時間365日監視できる「駐車監視機能(セキュリティモード)」を搭載(※3)。衝撃を検知した時だけ起動して撮影するので、クルマのバッテリーの負荷を軽減し、長時間の監視が可能。

 

※2:車のバッテリー電圧が11.2 Vを下回った場合は、セキュリティモードの待機および録画を停止する。
※3:365日の監視は、車を通常頻度で使用し、車載バッテリーへの充電が行われることが前提。セキュリティモードの待機時の電流量は1mA以下(振動検知時の記録状態では通常起動時と同等の電流量を消費)であり、一般的な車両駐車時の待機電流量の30分の1から50分の1であることから算出。(パイオニア調べ)

 

・「駐車監視機能」:(VREC-DZ500)

本体内蔵の750mAhの大容量バッテリーで、最大90分駐車時の車を監視できる「駐車監視機能」を搭載。衝撃検知した前後各30秒間の映像を録画できる。

 

(4) 多彩な録画機能

 

・車のエンジンをかけた時から自動で録画を開始する「連続録画」
・衝撃を検知すると、その前後各30秒の映像を録画する「イベント録画」
・撮影したいタイミングにボタンを押して、その前後各30秒の映像を録画する「手動イベント録画」
・録画中にボタンを押して、最大400枚まで静止画として保存できる「静止画撮影」
・本体の内蔵マイクで音声を記録する「音声録画」

 

(5) iPhone/スマートフォン(Android)と連携した新インターフェースに対応

 

内蔵のWi-Fiモジュールを使って、ドライブレコーダーとiPhone/スマートフォン(※4)を連携させる新インターフェースに対応。撮影しているリアルタイムな映像や、ドライブレコーダーに録画されている映像を手元のiPhone/スマートフォンで確認、ファイルの転送や、ドライブレコーダー本体の設定を行うことができる。

 

※4 専用アプリケーション「ドライブレコーダーインターフェース」(ダウンロード無料)をインストールしたiPhone/スマートフォン(iOS 8.0以上、AndroidOS 4.0以上)が必要。

 

(6) 車外・車内の切り替え機構を搭載

 

カメラの横の角度調整ジョグを回して簡単にレンズの方向を変更できるので、運転中は前方の車外を、駐車中は車内の映像を撮影するなど、用途に応じた撮影が可能。

 

 

(7) その他の特長

 

・薄型デザインのドライブレコーダー本体をフロントガラスに直接固定するため、ドライバーの視界に入りにくい位置に取り付けることが可能。

 

・「VREC-DZ500-C」には、ドライブレコーダーの映像や音声をカーナビゲーションなどのモニターにミニピンジャックもしくはRCA形状のアナログ端子で出力できる電源・AVケーブル、「VREC-DZ500」には手軽に取り付けられるシガーライター用電源ケーブルを同梱。

 

・長時間記録できるmicroSDXCメモリーカードに対応。

 

 

[主な仕様]

 

■パイオニアドライブレコーダー HP:

http://pioneer.jp/carrozzeria/system_up/recorder/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。