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2018年3月6日【アフター市場】

セゾン自動車火災保険とそんぽ24損害保険、来年7月を目処に合併

NEXT MOBILITY編集部

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損害保険ジャパン日本興亜の子会社のセゾン自動車火災保険と、そんぽ24損害保険は、関係当局の認可等を前提に、2019年7月を目処として合併することに合意したことを、3月6日に発表した。

 

1.合併の経緯および目的

 

損保ジャパン日本興亜、セゾン自動車火災およびそんぽ24は、損害保険業界を取り巻く経営環境の変化をふまえ、国内損害保険事業の効率性と収益性の向上を目指した検討・協議を重ねてきた。

 

その結果、通販型自動車保険マーケットにおいて、高い競争力を有するセゾン自動車火災を存続会社とし、グループ内の通販損害保険会社2社の合併に至ったとしている。

 

2.新会社の目指す姿

 

合併後の新会社は、存続会社であるセゾン自動車火災の経営基本方針、事業戦略、ビジネスモデルに沿い、主力商品である「おとなの自動車保険」を中心に、商品・サービスを提供。

 

SOMPOホールディングスグループの通販損害保険会社として、「心地よい」と感られるよう全社一丸となり取り組み、選ばれる保険会社を目指すとしている。

 

3.そんぽ24契約の取扱い

 

(1)合併前の取扱い

 

そんぽ24の加入の契約については、満期を迎えるまで、契約の補償内容、サービス内容、事故対応の体制等に一切変更はない。

 

(2)合併後の取扱い

 

合併時点におけるそんぽ24の加入の契約は、合併と同時に、セゾン自動車火災が引き継ぐ。

 

また、既に加入している顧客に対しては、セゾン自動車火災の「おとなの自動車保険」を、契約の更新時期に合わせて案内する。

 

4.合併までの準備

 

(1)合併までの準備体制

 

2018年4月にセゾン自動車火災とそんぽ24に統合推進部(仮称)を設置し、合併の準備を進めていく。

 

(2)早期一体化

 

2018年4月から共同本社体制、拠点同居等による業務の共通化・効率化の取組みを開始し、合併を待たずスムーズな立ち上げを目指す。

 

 

[合併の当事会社の概要] (数値は 2017 年 3 月 31 日現在)

 

商号:セゾン自動車火災保険株式会社
本店所在地:東京都豊島区東池袋 3-1-1 サンシャイン60 40階
代表者の役職・氏名:取締役社長 梅本 武文
事業内容:損害保険業
資本金:287億円
総資産:516億円
正味収入保険料:332億円
設立年月:1982年9月
発行株式数:4,030千株
決算期:3月31日
従業員数:417名
大株主および持株比率:損害保険ジャパン日本興亜株式会社(99.7%)

 

商号:そんぽ24損害保険株式会社
本店所在地:東京都豊島区東池袋 3-1-1 サンシャイン60 44階
代表者の役職・氏名:取締役社長 永野 寿幸
事業内容:損害保険業
資本金:190億円
総資産:236億円
正味収入保険料:133億円
設立年月:1999年12月
発行株式数:380千株
決算期:3月31日
従業員数:225名
大株主および持株比率:損害保険ジャパン日本興亜株式会社(100%)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。