NEXT MOBILITY

MENU

2020年7月7日【アフター市場】

シリコンスタジオとアイシン、3DCG駐車場シミュレータで協力

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 自動車・映像・建築など、多彩な業界向けのデジタルコンテンツビジネスを展開するシリコンスタジオ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:梶谷 眞一郎)は、9月2日から4日までの3日間、オンラインで開催される「コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2020(以下CEDEC2020)」の公募セッションでアイシン精機(以下アイシン精機)と共同で「Unreal Engine を用いた駐車スペース検知のための学習データ生成 〜次世代自動駐車システム実現に向けて〜」と題した発表を行う。(坂上 賢治)

 

 

このCEDECは、ゲームを中心とするコンピューターエンターテインメントコンテンツの開発関係者を対象としたカンファレンスイベント。今年は新型コロナウイルスの感染が世界規模で広がり、いまだ日本国内でも予断を許さない状況を受け、直接会場に集まる形式での開催を見送り、オンライン開催となった。なお7月1日(水)よりCEDEC公式サイトにて受講登録の受付が開始されている。

 

 今セッションの対象となった駐車場シーンなどの私有地では、実車撮影に制約があり、シミュレーション技術によるデータ増強が強く求められている。そうしたなかシリコンスタジオは、アイシン精機と共同で駐車スペース検知技術開発に於けるUnreal Engineの活用事例を同イベントで提供する。

 

このセッションでは、当社が開発協力したリアルタイム3DCGによるシミュレータを紹介する予定という。該当セッションでも白線やトラロープなどさまざまな現実世界に存在する区画線表現に加え、時間帯・天候効果のカスタマイズも可能とし実写と同様のリアリティを実現する。

 

タイトル:「Unreal Engine を用いた、駐車スペース検知のための学習データ生成 〜次世代自動駐車システム実現に向けて〜」
配信日時:9月4日(水)14:50 ~ 15:50
講演者(敬称略):
小久保 嘉人(アイシン精機株式会社 先進開発部)
丸山 大尭(アイシン精機株式会社 先進開発部)
浅田 修作(アイシン精機株式会社 先進開発部)
末次 恵久(アイシン精機株式会社 先進開発部 チームリーダー)
武藤 洋介(シリコンスタジオ株式会社 テクノロジー事業本部 技術統括部 テクニカルアート室 CGアーティスト)
梅村 篤志(シリコンスタジオ株式会社 テクノロジー事業本部 プロジェクト管理部 プロジェクトマネージャー)
河野 駿介(シリコンスタジオ株式会社 テクノロジー事業本部 技術統括部 テクニカルアート室 室長)

 

セッションの詳細は、下記CEDEC2020公式ページにて。
https://cedec.cesa.or.jp/2020/session/detail/s5e819f5da8c8a

 

CEDEC2020 開催概要
名 称:コンピュータエンターテインメントデベロッパーズカンファレンス2020(CEDEC2020)
会 期:2020年9月2日(水) ~ 9月4日(金)
主 催:一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会(CESA)
公式サイト: http://cedec.cesa.or.jp/2020/
受講登録ページ: http://cedec.cesa.or.jp/2020/outline/application

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。