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2020年11月6日【アフター市場】

スマートライド、国内旅行者対象の「スマートリムジン」開始

NEXT MOBILITY編集部

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スマートライドは11月5日、国内旅行者向けの事前予約ハイヤーサービス「スマートリムジン」を開始すると発表した。第一弾として、全国38都道府県でタクシー・ハイヤー事業者と連携して、空港・駅・自宅⇔目的地まで事前予約のハイヤーサービスを展開する。今後、順次展開エリアやサービスを拡大していく予定とのことだ。

 

 

スマートライドは世界150ヶ国700以上の都市で、プロライセンス取得・保険に加入しているプロの運転手による空港送迎予約サービスを展開している。そのスマートライドが今回、サービスを開始した背景には、新型コロナウイルス感染症の影響で従来のような公共交通手段の利用が難しくなり3密を避けた安心・安全な移動ニーズがより一層高まっているということが挙げられる。また、10月より東京都がGoToトラベルの対象となり国内旅行需要の回復がみられる中、マイクロツーリズムのような旅のスタイルが確立されてきている。例えば、海外旅行に行っていた人々が国内旅行にせざるを得ない状況で、近場の旅館やホテルに宿泊して優雅に宿泊、豪華な食事を味わいながら旅行気分を満喫するニーズが高まっている。

これらを受け、スマートライドでは、自宅⇔旅館・ホテルまでのドアツードアのプライベートな移動を確保して、ゆったりと移動をしてもらう「ハイヤー往復送迎」のプランを造成することになり、今回提携する旅館・ホテルと旅行会社の募集を開始した。

スマートライドが提携するタクシー・ハイヤー事業者は、運転手のマスク着用、車内換気の徹底、各種除菌装置の搭載など新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みを実施しており、安心して利用できる。

 

 

スマートライドの木村代表取締役は、今回開始する「スマートリムジン」について、以下のようにコメントしている。
「今回、新型コロナウイルスの影響で国内旅行においても旅行したいが感染リスクで旅行ができない方が多くいらっしゃることを感じた。特に、目的地までの移動でどうしても不特定多数の接触があることが大きく課題としてある。小さなお子様からご高齢の方まで幅広い年齢の方々に、安心して旅行を楽しんでもらえるようにすることがとても大事だと思う。ポストコロナ時代の新しい観光・移動サービスを作るべく、旅館・ホテル・旅行会社など様々なパートナーと共にコロナ禍の観光業界を盛り上げていきたいと思う」

 

 

■スマートリムジン:https://smartlimousine.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。