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2020年8月6日【アフター市場】

ソフト99、病院向け衛生関連用品メーカーを買収

NEXT MOBILITY編集部

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ソフト99コーポレーション(以下、ソフト99)は、8月6日付で、病院向け衛生関連用品の企画開発・販売を行うアズテックの株式を取得し、アズテックおよびその子会社1社を子会社化した。

ソフト99グループは、第6次中期経営計画『Overtake!!』において、既存技術と新たな技術のノウハウを掛け合わせ、新たに市場を開拓することを基本経営方針と定めて事業を運営しており、特に基幹事業セグメントの一つであるポーラスマテリアルセグメントにおいて、現在の主力である半導体洗浄用途等のハイテク分野向け製品販売に続く新たな事業の柱を構築すべく、医療分野向けの製品開発に取り組んでいる。

 

アズテックは、1994年の創業以来、主に病院向けに様々な衛生関連用品の企画開発・販売を行っているファブレスメーカーで、特に手術室向けの衛生管理に係る製品分野において、高い認知度を持っている。また、日本全国の医療機器卸企業および大規模病院の販路を確保するなど、医療現場との強いリレーションを強みとする企業でもある。

 

ソフト99は、今回の買収を通じて、グループのポーラスマテリアルセグメントにおける医療分野向け製品開発と、アズテックの持つ製品開発の知見・販売力を掛け合わせることで、グループ全体として医療分野での大きな成長を目指していくとしている。

 

 

[アズテックの概要] (ソフト99による株式取得前・単体)

 

– 名称:アズテック株式会社
– 所在地:東京都文京区後楽1-5-3
– 代表者:田沼 正幸
– 事業内容:病院向け衛生関連用品及び医療機器の企画開発・販売
– 資本金:10百万円
– 設立年:1994年
– 大株主及び持ち株比率:SR企業支援1号投資事業有限責任組合 100.00%
– 上場会社と当該会社の関係:

・資本関係:該当事項なし。
・人的関係:該当事項なし。
・取引関係:該当事項なし。

 

[株式取得の相手先の概要]

 

– 名称:SR企業支援1号投資事業有限責任組合
– 所在地:東京都中央区日本橋室町二丁目4番3号
– 代表者:無限責任組合員 SRキャピタル株式会社

代表取締役:山田 和孝

– 上場会社と当該組合の関係:

・資本関係:該当事項なし。
・人的関係:該当事項なし。
・取引関係:該当事項なし。
・関連当事者への該当状況:該当事項なし。

 

[取得株式数、取得価額及び取得前後の所有株式の状況]

 

– 異動前の所有株式数:0株(議決権の数:0個)(議決権の所有割合:0.00%)
– 取得株式数:200株(議決権の数:200個)
– 取得価額:相手先の意向に基づき非開示。
– 異動後の所有株式数:200株(議決権の数:200個)(議決権の所有割合:100.00%)

 

 

■アズテック株式会社:https://az-tech.co.jp/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。