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2019年6月17日【アフター市場】

ヤチヨ、ホンダS660用カーボンルーフを発売

NEXT MOBILITY編集部

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八千代工業・ロゴ

八千代工業(ヤチヨ)は、軽さと美しさを追求したフルドライカーボン製のホンダS660用ルーフのを6月27日(木)に発売し、専用販売サイトで注文を受け付ける。価格は、29万8,000円(税別)。

 

 

 

 

「CFRP ROOF」は、2014年7月に製造を開始した陸上競技用車いすに続くCFRP(※2)製品で、カーボン材料に三菱ケミカルのプリプレグを採用し、PCM工法(Prepreg Compression Molding / ※1)を用いて生産。企画開発や試験解析、生産技術の確立に至る全てを自社内で完結した。

 

ヤチヨでは、今回の経験により、カーボン技術をさらに進化させCFRP製品の量産に向けた基礎固めができたとし、今後も量産製品の拡大を目指し、電動化や環境対応など、技術革新が進む自動車業界において、軽量化に貢献するものづくりを進めていくとしている。

 

 

 

 

[製品特長]

 

・大幅な軽量化:純正ロールトップに比べ22%軽量化の重量5.9kgを実現。S660の低重心化に寄与する。

 

・高い剛性:カーボン材料の特性を活かしたインナーフレーム構造により、高い剛性を実現した。

 

・室内空間を広く:ヤチヨ独自のコンパクトなロック機構と断面効率のよいインナーフレーム構造により、室内空間を広げる。

 

・素材の美しさを際立たせるクリア塗装:外装面に光沢クリア塗装(3コート3ベーク)を施し、素材そのものの美しさを引き出すことにこだわった。また室内側にはマットクリア塗装を施すことで、上質さを演出している。

 

 

 

 

※1)Prepreg Compression Molding工法:プレス機の圧縮により、プリプレグと呼ばれる樹脂を含侵させたシート状の炭素繊維中間基材を加熱硬化させて、成形する製造方法。

※2:Carbon Fiber Reinforced Plastics:「炭素繊維強化プラスチック」母材の樹脂を炭素繊維で強化する複合材料。CFRP ROOFでは、このドライカーボンをルーフ本体に全面採用している。

 

 

[主要諸元・価格]

 

<主要諸元>

 

– 素材:ルーフ本体:ドライカーボン
– 重量:5.9 ㎏
– 塗装

外装面:ツヤありウレタンクリア塗装(3コート3ベーク)
室内面:ツヤ消しウレタンクリア塗装

 

<価格>

 

298,000円(税・送料別)

 

<予約受け付け>

 

2019年6月 27 日(木)12:00 から下記サイトにて予約を受け付ける。

 

<商品紹介・注文サイト>

 

https://ssl.yachiyo-ind.jp/customparts/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。