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2017年10月1日【オピニオン】

旭化成の「AKXY(アクシー)」18年1月17日の東京ビックサイトで再披露へ

坂上 賢治

 

旭化成株式会は先の5月、EVメーカーであるGLM株式会社との共同開発により、「自動車の安全・快適・環境への貢献」をテーマとし、旭化成グループの自動車関連部材を搭載したコンセプトカー「AKXY(アクシー)」を完成させた。( 坂上 賢治 )

 

旭化成は、来る2022年に創業100年を迎える総合素材メーカーであり、昨今では欧州市場における同社の幅広い技術的プレゼンスの向上。

 

 

そして新事業開発の加速および事業の拡大を図るため、欧州R&Dセンターを、ドイツ連邦共和国ドルマーゲン市に10月1日に開設するなど積極的な事業拡大の姿勢を見せている。

 

 

そんな同社が開発したコンセプトカー「AKXY」は、2016年からGLMと協議・制作を進めてきたもの。GLMのEVプラットフォームを活用することにより、実走行が可能な設計としており、随所に旭化成独自の技術ノウハウが投入されている。

 

 

また世界的に人気が高いSUVベースのデザインとし、同社の主な顧客であるTier1企業やOEMへの訴求力を高めたコンセプトカーとした。コンセプトカーの名称「AKXY」は、Asahi Kasei  × かける  You(お客様)=「AKXY」より命名した。

 

 

同社では、「多くの国内外の自動車メーカー様や、部品メーカー様に当社の自動車関連素材・部品・システムを総合的に表現したコンセプトカーに直接触れていただくことで、旭化成とお客様が共に未来の価値を創造する関係をいっそう強く構築していきたいという思いを込めています。

『AKXY』には、金属材料の代替として自動車の軽量化を実現するエンジニアリング樹脂や、快適性に優れるカ―シート用人工皮革、各種音声処理技術を利用した車内コミュニケーションシステムなど、当社の多岐にわたる部材やシステムを27品目搭載しており、その多くは量産車への導入が可能なものです。

 

写真は、旭化成オートモーティブ事業推進室 室長 兼務 経営企画部事業戦略室 宇高道尊氏

 

また、ドライバーの脈波を無意識下で検出することができる非接触バイタルセンシングシステムや、車内の空気環境をセンシングするCO2センサーなど、安全運転や事故防止といった自動車業界のトレンドにおいて、今後実用化の可能性をもつ最先端技術も搭載しています」と語っている。

 

なお車両は先の5/24~5/26に開催された「人とくるまのテクノロジー展2017」(横浜)での初披露を筆頭に、近々では来る2018年1月17日より東京ビックサイトで開催される第10回オートモーティブワールドでも披露される予定だ。

 

 

この際には「AKXY」には搭載していない部材や、内部構造材や部品を説明する模型も併せて展示する予定であるとしている。

また同社は、「この『AKXY』を契機に、お客様に旭化成グループの幅広い提供製品の拡がりに着目頂くなど、大きな可能性が見えてきています。 当社は、自動車関連製品に於いて、2025年の約3000億円の売上高を目指して、今後も自動車関連のお客様と連携を深め、自動車の安全性、快適性の向上、環境への貢献に応じた多様なキーアイテムを総合的に提案してまいります」と結んでいる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。