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2020年6月25日【部品・生産】

大日本塗料、小牧と那須の事業所に技術センター開所

NEXT MOBILITY編集部

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大日本塗料は、6月30日に小牧事業所に「コーティング技術センター」を、7月3日に那須事業所に「防食技術センター」を開所する。

DNT・大日本塗料・ロゴ

大日本塗料では、今後の社会の動向として、燃焼ガス排出量の削減を目的に自動車産業を中心とする素材の軽量化といった産業構造の転換や、国内インフラの老朽化によるメンテナンスの需要高などを想定。今回、小牧と那須の事業所に技術センターを開所し、これら社会的課題に対して塗料に求められる機能や製品・技術・情報・サービスに関するトータルソリューションを、顧客と共に開発するなど、ニーズに沿った新たな技術・製品開発を推進する。

 

 

[技術センターの概要・特長]

 

■コーティング技術センター

 

<施設概要>

 

– 名称:コーティング技術センター
– 所在地:大日本塗料(株)小牧事業所内

(愛知県小牧市大字三ツ渕字西ノ門 878)

– 開所:2020年6月30日(火)
– 規模:3階建延床面積1,750㎡
– HP:https://www.dnt.co.jp/technology/coating/

 

<特長>

 

水性塗料や粉体塗料等の環境対応塗料のほか、インクジェットプリンターやインモールドコーティングなど、工業製品の塗装ラインと同じ環境下を想定した塗装テストや、様々な塗装を組み合わせた複合塗装が可能。共同開発や塗装デモ、技術・デザインプレゼンを通じて製品開発力の強化に貢献する。

 

・液体、粉体、インクジェット、インモールドなど、様々な塗装機械を備えているため、様々な塗装が試せる。

 

・粉体塗料+インクジェット+液体塗料など、様々な塗料の組み合わせた複合塗装が一箇所で試せる。

 

・液体塗料・粉体塗料の塗装では最大3m×1.5m。大型インクジェットで最大3m×1.25m までと、大きなものの塗装が可能。様々な塗装機械と塗料・インクの組合せで塗料・塗装条件の設定などで、顧客の課題解決に寄与する。

 

 

 

 

■防食技術センター

 

<施設概要>

 

– 名称:防食技術センター
– 所在地:大日本塗料(株)那須事業所内

(栃木県大田原市下石上 1382-12)

– 開所:2020年7月3日(金)
– 規模:2階建延床面積1,000㎡
– HP:https://www.dnt.co.jp/technology/anticorrosion/

 

<特長>

 

塗料メーカー初の「防食技術のための技術センター」。顧客と共に活用できる場所として、大型構造物を想定した構造体に対して、実際の現場に近い作業環境で低温・高温・多湿などの気象条件を設定し、施工性・性能の検証ができる施設。

 

・幅5m×高さ4mの塗装ブースで大型の構造体を塗装可能。

 

・温度や湿度をコントロールできる大型環境試験機を設置。春夏秋冬、北海道から沖縄までといった様々な環境を想定した塗装条件を設定できる。

 

・海洋構造物に必要な防食塗装の促進劣化を行う促進防錆試験室を設置。塗膜耐久性のデータ測定精度を大幅に向上する。

 

 

 

 

[問い合わせ先]

 

大日本塗料株式会社 管理本部総務部総務課

電話:06-6266-3102/FAX:06-6266-3151

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。