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2018年4月7日【オピニオン】

ジヤトコ、「花咲く*ジヤトコ前駅プロジェクト」最終回を実施

坂上 賢治

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自動車用変速機(AT・CVT)の専門メーカー、ジヤトコ株式会社(社長:中塚 晃章、本社:静岡県富士市)は3月4日、3年間を掛けて岳南電車「ジヤトコ前」駅を花の名所に育てる「花咲く*ジヤトコ前駅」プロジェクトの最終回・Part3を実施した。( 坂上 賢治 )

 

 

このプロジェクトは、環境・教育・福祉の3分野を重点実施している同社の社会貢献活動の一環として、「ジヤトコ名を冠する地元の駅を、花の名所にしたい」という社員の声をきっかけに3年前にスタートしたもの。

 

 

以降、3年間を掛けて丁寧に「ジヤトコ前」駅 (約140m2)に芝桜の植え付けを行うと共に駅周辺の清掃や草刈りなども実施し、地元に愛される「ジヤトコ前」駅を目指してきた。

具体的には環境整備を踏まえて、およそ2年前の最初の植え付けから開始。おおむね15~39歳のニートやひきこもりなど、社会生活を営む上で困難を抱えている若者や家族の相談・支援を行っている富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」のメンバーと毎日の水やりや、草取りを行い、この芝桜を大事に育てている。

 

 

そのプロジェクトも今年で最終年を迎えた今春、地域住民や協力団体を含め、同社の従業員ボランティアなど総勢約80名が参加。残り3分の1のエリアの花壇を制作し、芝桜1,000ポットを植え付け完成させた。

 

 

また同時に駅周辺の草刈りや清掃も実施し、最後に記念プレートを駅前に設置して本プロジェクトを締め括った。

 

同社ではこの活動について「『ジヤトコ前』駅は、全国でも数少ない企業名を冠する駅のひとつで、1949年に『日産前』駅としてスタートして以来、現在まで67年間の長い歴史を持っています。その駅名が2005年から『ジヤトコ前』駅に改称され、今日に至ります。

ジヤトコは、今後も『良き企業市民』として地域に貢献し、愛される企業となるべく、グローバルの各拠点で社会貢献活動に取り組んでまいります」と話している。( MOTOR CARS 

 

花咲く*ジヤトコ前駅

 

<最終プロジェクトの実施概要>
1.日 時:2018年3月4日(日)8:30~12:00 ※小雨決行
2.場 所:静岡県富士市 岳南電車「ジヤトコ前」駅
3.参加者:岳南電車株式会社、富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」、富士市の協力者各位の他、ジヤトコ社員ボランティアスタッフ(約60名)

 

4.内 容
8:30 – 9:00:代表者挨拶
岳南電車株式会社 代表取締役社長 雨宮正雄宇治
ジヤトコ株式会社 常務 平山智明
同 CVT工場 副工場長 佐藤 潔
作業説明(ジヤトコ株式会社 第一地区 西門横建屋 ウェルカムセンターにて)

9:00 – 12:00:
(4-1)駅周辺の草刈り・清掃
(4-2)花壇制作と、芝桜1,000ポットの植え付け
(4-3)記念プレートの除幕式

 

 

5.協 力
・岳南電車株式会社
・株式会社大松園
・株式会社中村組
・富士市若者相談窓口「ココ☆カラ」
・まちづくりプロジェクトSee-through
・株式会社高木不動産センター
・旭建設株式会社
・吉原地区まちづくり協議会

( MOTOR CARS  より転載 )

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。