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2020年6月30日【エレクトロニクス器機】

キーサイト・テクノロジー、エッグプラントの買収完了

坂上 賢治

 米キーサイト・テクノロジーズ・インク(NYSE:KEYS、所在地:米国カリフォルニア州サンタローザ、CEO:ロン・ネルセシアン、以下キーサイト)は日本時間の6月30日、Carlyle Group(カーライルグループ)からEggplant(エッグプラント)の買収を完了したと発表した。

 

今回キーサイトが、約3億3000万米ドルを投じて買収したエッグプラントは、人工知能 (AI)を用いたアナリティクス技術を背景に、テスト環境の作成と、その実行を自動化するソフトウェアテストプラットフォームを提供。モバイル・IoT・デスクトップ・メインフレームなどを一貫して〝テスト〟〝監視〟〝分析〟できる唯一の技術企業だ。2019年の売上は3800万米ドルに達する。

 

そんなエッグプラントのデジタル・オートメーション・インテリジェンス(Digital Automation Intelligence)プラットフォームは、ユーザーインタフェース (UI)からアプリケーション・プログラミング・インタフェース (API) 、データベースに至るまで、様々なデバイス、オペレーティングシステム、ブラウザ上のレイヤでテストできる仕様となっている。

 

 キーサイトの事業と補完的な性格を持つエクスラントのソリューションは〝物理層とプロトコル層〟を対象に、ソフトウェアの自動化テスト環境に於いて革新的な力をもたらすという。この買収により、互いの測定テクノロジーを双方間で活用できるため、技術の差別化がさらに促進されるだろうとしている。

 

実際この連携についてキーサイトでは、今日、提供データは数百万行のコードによって実現されており、こうした今日のデジタル革命によりソフトウェアのコンテンツ価値は飛躍的に高まっています。

 

今後はレガシーなプラットフォーム環境を引き続きサポートしながらも、競争力を高めるべくデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに加速させる必要があります。未来のデジタル製品に不可欠なテスト範囲と規模が拡大し続けるにつれ、ますます最終製品やサービスの複雑さは緻密となり、市場投入までの時間がその分長くなっています。

 

エッグプラントは、人工知能とアナリティクス技術を統合させることにより、ソフトウェアの開発速度と品質を引き上げられることから優位性と差別化がさらに推進されます。今後は既存のお客様だけではなく、より幅広い領域に至るまで私たちのマーケットは拡大していくことでしょうと説明する。

 

 またキーサイトのチェアマンでCEOを務めるロン・ネセシアン氏(Ron Nersesian)は「エッグプラントを私たちの仲間として迎えることができました。通信レイヤ1~7階層の設計及び、テスト環境のリーディングカンパニーである当社の製品に、エッグプラントの新たなテスト機能が追加されることを大変嬉しく思っています。

 

これはソフトウェア中心のソリューションを市場に先駆けて提供するという当社の戦略にも沿ったものです。今日、大きく急成長しているインテリジェントソフトウエアテスト(Intelligent Software Test)マーケットでSaaSテクノロジーと共に働くことを心から楽しみにしています」と述べた。

 

 一方、エッグプラントのDr.ジョン・ベイツCEO(John Bates)は「エッグプラントの技術がキーサイトと統合されることで、インテリジェントオートメーションプラットフォーム(intelligent automation platform)が拡張され、それが世界中のより多くのお客様にお届けできるようになります。

 

私たちはイノベーションを加速するというビジョンを共有しており、お客様のデジタル変革を一緒に支援することができます。当社の従業員とパートナーの貢献により印されたこれまでの足跡を誇りに思っており、今後はさらなるステージを目指す未来を楽しみにしています」と語っている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。