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2018年5月11日【テクノロジー】

ビジネス化も視野に自作電動バイクで英・公道レースに挑むMIRAI

NEXT MOBILITY編集部

 

電動バイクの開発や販売等を手掛けるMIRAI(未来)は、5月30日から6月6日まで開催される、英・マン島TTレース内の電動バイク・クラス「TT ZERO」に参戦することを発表。5月11日に東京・世田谷で行った参戦発表会において、完全専用設計で水冷式のモーターとインバータを搭載した参戦用バイク「韋駄天X(イダテン・エックス)」を披露した。( レポート:平塚直樹 )

 

 

参戦するのは、世界最古のレースとして知られ、公道を使って競われる英・マン島TTレース内の電動バイク・クラス「TT ZERO」。

 

同社は、5年前の2013年にも同クラスに参戦。ライダーは当初、故・松下ヨシナリ氏の予定だったが、直前の別クラスで松下氏が事故で逝去。急遽代役として走ったイアン・ロッカー選手が6位入賞。今回も、ライダーはロッカー選手を擁する。

 

ちなみに、同レースでは、他にも日本からホンダ車用部品メーカーのM-TECから「チーム無限」も参戦予定。2014年から4連覇している同チームは、5度目の勝利を目指している。

 

MIRAIでは、今回のレースにモーターやインバータ等を完全オリジナルで製作したマシンで出場。軽快な操縦性と電動バイク特有の鋭い加速力を併せ持つバイクをコンセプトに開発した「韋駄天X」がそれだ。

 

 

車体のベースは、ホンダ製の市販競技用車両「NSF250R」で、純正サイズは全長1809×全幅560×全高1037(各mm)という、極めてコンパクトな車格を持つ。

 

これに、フレーム加工やホイールベース延長等で、車体前方に大容量バッテリーを搭載するスペースを確保。一周の距離が約60kmのコースを、レーシングスピードで走行し約20分間走れるだけの電気量を確保している。

 

 

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。