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2020年7月28日【エレクトロニクス器機】

セプトン、自社LiDAR技術を核にした事業拡大を宣言

坂上 賢治

 自動運転車向けLiDARの開発・製造を手掛ける米セプトンテクノロジーズ(Cepton Technologies,Inc.、本社:カリフォルニア州サンノゼ、CEO:ジュン・ペイ、以下セプトン)は米国東部時間の7月22日、倉臼あんどりゅ氏(Andrew Klaus)を日本のカントリーマネジャーに任命。同地域を含むアジアに於ける事業規模をさらに拡大させていくと発表した。

 

 倉臼氏は、東芝、マーベル、コネクサント、LSI等の半導体企業を筆頭に自動車業界で約30年の知見を持ち、直近ではLiDARを手掛けるイスラエルのイノビズ・テクノロジーズで、日本のカントリーマネジャーを務めていた。倉臼氏は「この度、セプトンに加わることを嬉しく思います。急成長するモビリティー市場に加え、自動化・デジタル化により世界規模でLiDAR市場が急成長しています。

 

 

先の車載製品大手である小糸製作所との提携を筆頭に、当社のフリクションレス・ミラーレス・非回転式LiDARの技術に強い関心を寄せて頂いており、今後も精力的にお客様をサポートしていくことを介して事業を発展させていきたいと考えています」と話す。

 

また倉臼氏は、日本市場に於いてもさらなるシェア拡大を目指していくという。「過去6カ月に亘り、我々の長距離3Dイメージングの技術は、自動車の運転支援(ADAS)や自動走行車両(AV)、高度道路交通システム(ITS)領域のみならず、例えばマッピングなどを含むスマートスペース(群衆分析、セキュリティー、安全)など非自動車領域に於いても注目度が高く、世界規模の事業成長が見て取れます。

 

 

これらを踏まえ当社は、製品管理およびマーケティング担当の取締役2名を新たに任命。欧州でのビジネス・チームを拡大させています。そんな我々の重要拠点のひとつフランクフルトで、ヘンリー・ヘフナー(Henri Haefner)は、EMEAの自律運転部門に於ける活動を主導します。

 

ヘフナーは、TRWオートモーティブ(ZF)やLiDAR開発のベロダイン(Velodyne)などで13年以上の経験を持っており、主要自動車OEMでのADASプログラム、自動運転プログラム、ティアワンサプライヤーに対するパートナーシップに注力していきます。

 

 またミュンヘンを拠点とし、直近ではイノビズに勤務していたクラウス・ワグナー(Klaus Wagner)は、防衛、半導体および電子機器、LiDARなどで30年以上の経験を有し、高度道路交通システム(ITS)、スマートスペース、マッピング、その他の産業用途など、自動車関連市場と非自動車市場でセプトンの成長を支えていくことになるでしょう」と欧州戦略の一端について語った。

 

 

 一方、同社CEOのジュン・ペイ氏は「自動車業界がでの自律運転のみならず、産業界全体が近未来を目指してスマートシティー・インフラに重点を置くようになった今日、LiDAR由来の技術をさらに前進させ、さらなる性能向上だけでなく信頼性、生産性、コスト効率で最適なバランスを達成することに今後は焦点を当てていく所存です。つまり我々は、次の成長段階へとセプトンを推し進めていける優れたチームを組み立てることが今最も重要なのです。

 

それゆえに倉臼、ヘフナー、ワグナーをこの時期、セプトンに迎えることを非常に嬉しく思います。また彼ら主要メンバーの就任は、当社が成長していくための大変重要な時期と重なります。特に今年下半期は、未来のマーケットをリードする新ソリューションの投入などを介して、さらなる事業成長に期待を寄せています」と結んでいる。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。