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2018年6月17日【テクノロジー】

帝人、2018年6月17日を以って創立100周年

坂上 賢治

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『FUTURE NAVIGATION』は、帝人の長期ビジョンをベースとして、人の問題を解決し続けてきた私たちだからこそできる、まだ見ぬ未来への案内人を目指す帝人の次の100年に向けたメッセージです。

人々をあるべき未来へと導くために、物質や製品だけに留まらず、サービスや仕組み、人と人とのつながりにまで化学変化をもたらし、「人を中心に化学を考える企業」として、未来の人々のQuality of Life向上を提案できる組織になること。帝人が今までにない新しい価値を、未来に於いても創出し続けていくことを宣言するものです」と述べている。

 

また、この『THINK HUMAN PROJECT』と『FUTURE NAVIGATION』のもと、同社は、これまでの化学の領域を越えた9つの実験的なプロジェクトを機に立ち上げるとしている。

9つのテーマを支えるプロジェクトメンバーは、国内外から選出された帝人グループの社員達が中心となり、まだ見ぬ未来の人のQuality of Lifeの向上につながる考察や、有識者とのセッションから生まれるチャレンジングな仮説の検証を繰り広げていくとする。なおその成果については、年内に公表する予定だとしている。

 

 

『THINK HUMAN PROJECT』の9つのテーマは以下の通り
PROJECT 01: 環境 サーキュラーエコノミーが実現する社会とは
PROJECT 02: 加齢 人生100年時代の年齢を重ねることとは
PROJECT 03: 感性 コミュニケーションにおける感性の価値とは
PROJECT 04: 衣服 バイオミメティクスから学ぶ人間の衣服とは
PROJECT 05: 人間らしさ 機能を拡張した際の人間の在り方とは
PROJECT 06: 移動 自動運転の普及に伴う生活圏における価値変化とは
PROJECT 07: 超高齢社会 超高齢社会におけるライフスタイルとは
PROJECT 08: 住空間 現代人体内時計と住空間の関係性とは
PROJECT 09: 食 食のコモディティ化における新しい食体験とは

 

なおこれに関わる社内外への発信は、人の本質、人間社会に対する疑問などの問いかけをアートで表現しつつ、新設した100周年特設サイトの他、  テレビなどのメディアを通じて発信していくと結んでいる。( MOTOR CARS  より転載 )

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。