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2018年9月19日【自動車素材】

帝人、山形県米沢市で創立100周年記念イベントを開催

NEXT MOBILITY編集部

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帝人は、今年6月17日に創立100周年を迎えた。それを記念する取り組みの一環として、9月29日(土)に同社発祥の地となる山形県米沢市で、同市との協業によるイベントを開催する。

帝人・ロゴ

当日は、午前中に同社発祥にゆかりの「人繊工業発祥之地」の石碑がある御成山公園内で、米沢市の中川勝 市長をはじめとする来賓および、同社経営陣が出席して碑前祭を実施。

 

午後からは、米沢市の文化施設である「伝国の杜」(米沢市丸の内一丁目2番1号)内に場所を移し、米沢市長と同社社長の鈴木純 氏による挨拶に続き、以下のイベントを開催する(入場無料)。

 

帝人グループはこれらのイベントを通じて、米沢市民や、取引先などに対し、創立100周年を迎えての謝意を伝えるとともに、繊維に関連する新たな可能性を発信するとしている。

[米沢協業プロジェクト]

 

帝人グループは創立100周年に際し、グローバルメッセージとして「FUTURE NAVIGATON」を発信。

 

メッセージは、まだ見ぬ未来の人の豊かさを見据えた「人があるべき未来へ」の案内役として存在し続けることを目指す、次の100年に向けたものだと云う。

 

帝人グループはこの「FUTURE NAVIGATON」に沿って、米沢市とともに「繊維」にまつわるプロジェクトを展開し、プロジェクトを通じて地域活性化の一躍を担い、人間の未来のQOL(Quality of Life)向上のための「未来の繊維」を見出していくとしている。

 

 

<未来せんいアワード>

 

100年前、当時における「未来の繊維」として化学繊維の発祥した米沢の地で、再び「未来の繊維」を生み出すべく「未来せんいアワード」を実施。

 

繊維産業が盛んな米沢市の地域特性を活かし、「人間にとっての未来の繊維」をテーマとして広く公募を行い、優秀作品の展示や発表を行う。

 

未来せんいアワードでは、繊維、服、生地などの作品を募る「テキスタイル部門」「製品部門」と、未来のファッションに関する絵画を募る「絵画部門」を設定。子供を含む多くの人の作品を紹介する。

 

【作品展示】

○ 時間:10:00~16:00
○ 会場:エントランスホール

 

【授賞式】

○ 時間:15:20~15:50
○ 会場:置賜文化ホール

 

<山形大学教授 城戸淳二 氏 による講演>

 

1993年に世界で初めて白色有機ELの開発に成功した 城戸淳二 氏を招き、「挑戦と創造の町 米沢」と題して講演を行う。

 

○ 時間:13:40~14:35
○ 会場:置賜文化ホール

 

<よねざわ市民ミュージカル「Faith(フェイス)」>

 

帝人の創業者の一人である 秦逸三 氏が、人造絹糸(レーヨン)の発明に命をかけた挑戦ストーリーのミュージカルを上演する。

 

○ 時間:14:50~15:20
○ 会場:置賜文化ホール

 

[化学を感じる展示]

 

現在の最新繊維の機能を体験することを通じ、化学の面白さをわかりやすく伝えるワークショップを実施する。

 

当日、会場では、撥水素材を使用した水が転がる仕掛けの装置で遊んだり、軽量素材を使用したランドセルと従来のランドセルの重さの比較体験などができる。

 

また、ワークショップ参加者には、もれなく帝人の100周年記念ロゴがプリントされたオリジナルトートバッグをプレゼントする。

 

○ 時間:10:00~16:00
○ 会場:ピロティ

 

 

■帝人100th特設サイト:https://100.teijin.co.jp/

■帝人グループが創立100周年 次の100年に向けて「FUTURE NAVIGATION」を宣言:https://www.teijin.co.jp/news/2018/jbd180615_22.html

 

 

[問い合わせ先]

帝人株式会社 コーポレートコミュニケーション部 03-3506-4055

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。