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2018年4月26日【経済・社会】

トヨタ、米ミシシッピ工場に1.7億米ドル投資。工場刷新で約400名を新規雇用

NEXT MOBILITY編集部

 

トヨタ自動車の北米事業体のToyota Motor North America(TMNA)は、ミシシッピ州ブルースプリングスにあるToyota Motor Manufacturing Mississippi(TMMMS)で行われたビジター・トレーニングセンターの鍬入れ式で、1.7億米ドルを投資し工場を刷新することを発表した。

トヨタ自動車・ロゴ

この投資は、TNGA(*)をベースとした新型カローラの生産に向け、より先進的な車両をより効率的に生産するとともに、市場のニーズにより適切に対応するため、現在の生産ラインを刷新するものだと云う。

 

またTMMMSでは、TNGA導入に加え、カローラの生産量増加に対応するため、今後12か月の間に、約400名を新規に雇用する。

 

 

今回の1.7億ドルの投資は、2017年初に発表した今後5年間における米国への100億ドルの投資計画の一環で、これまでに発表した投資額の合計は約42.7億ドル。

 

トヨタは昨年、米国事業60周年を迎え、これまでの米国における直接投資額は約250億ドルに達している。

 

TMMMSの社長であるショーン・サッグス(Sean Suggs)氏は、この投資に関して以下のように述べている。

 

「工場刷新により、さらに迅速に的確に需要に対応できるようになります。我々のチームメンバー、そしてミシシッピ州とのパートナーシップを誇りに思います。約400名の新たなチームメンバーとともに、ご愛顧くださるお客様のために、より多くのカローラをお届けできるようになることを嬉しく思います」。

 

TMMMS社長ショーン・サッグス氏

TMMMS社長ショーン・サッグス氏

 

また、ミシシッピ州のフィル・ブライアント知事(Phil Bryant)は、以下のように述べている。

 

「トヨタは10年以上にわたり、ブルースプリングス、そしてミシシッピ州の大切なパートナーであります。地域との一体感を醸成しようとするトヨタの決意は、継続的な事業への投資と地域における慈善活動に表れています。今回の投資と数百名の新規雇用は、次世代のためにブルースプリングスを発展させたいというトヨタの想いを裏付けるものです」。

 

なお、鍬入れ式を行ったミシシッピ工場のビジター・トレーニングセンターは、2019年11月にオープンする予定だ。

 

*:Toyota New Global Architectureの略で、トヨタが全社を挙げてグローバルに取り組むクルマづくりの構造改革。パワートレーンユニットやプラットフォームなどを一新し、全体最適を考え新開発することにより、クルマの基本性能や商品力を飛躍的に向上させることを目指す。

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。