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2023年6月7日【自動車・販売】

AutoVRとネッツトヨタ愛媛、自動車販売業務支援で業務提携

坂上 賢治

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AutoVR(本社:札幌市、代表取締役社長:吉田博紀)とネッツトヨタ愛媛(本社:松山市、代表取締役社長:玉置竜)は6月7日、デジタル技術を背景とした自動車販売業務支援ツールとオペレーションモデルの開発を目的に業務提携契約を締結した。

 

開発に供されるのは、自動車販売業務支援ツール「AutoVR」。同ツールはVR技術を活用して顧客がVR空間上で自動車の内装・外装、ボディーカラー、オプションの装着イメージ等を目の前に実車があるかのように体験する事が出来るソリューション。

 

 

AutoVRを活用する事で顧客は、気軽に自分の好みやニーズに合った車両を選択・検討する事が出来。従来以上の満足度の高い購入体験が可能となる。

 

一方で販社は、ショールームに顧客が希望する実車の在庫が無い場合であっても、新型モデル車の内装・外装をVR空間で確認しながら店舗スタッフに相談を行うことが出来るため、車両展示に係る賃料や陸送等に係るコストを抑える事が出来ると共に低コストで新しい顧客接点を創出する事が可能になる。

 

同提携を通じて両社は、ネッツトヨタ愛媛が有する自動車販売に関する知見や課題意識の共有に基づき「AutoVR」をはじめとする自動車販売業務支援ツールの機能拡充及び新規開発に取り組む。

 

 

また共同で販売店舗で当該ツールを用いたオペレーションの実証実験及びツールの継続的な改善を行い、当該ツールを活用したオペレーションモデルの確立を図っていく。

 

ちなみに同提携の取り組みの第一弾として、2023年7月に愛媛県松山市のネッツトヨタ愛媛「だんだんPARK」店で、一般顧客がAutoVRを体験できるイベントの実施を予定しているという。

 

 

ネッツトヨタ愛媛株式会社
会社名 : ネッツトヨタ愛媛株式会社
所在地 : 愛媛県松山市空港通2-14-2
代表 : 代表取締役社長 玉置 竜
会社設立 : 1968年11月
資本金 : 4500万円
事業内容 : 新車・U-car(中古車)の販売、自動車整備・板金塗装、自動車保険、生命保険の販売、情報通信機器(au、UQ)の販売

 

Auto VR株式会社
会社名 : Auto VR株式会社
所在地 : 北海道札幌市中央区北1条東4-1-1サッポロファクトリー1条館3階
代表 : 代表取締役社長 吉田 博紀
会社設立 : 2022年8月
資本金 : 1億円
事業内容 : 自動車販売業務支援ツール「Auto VR」の開発・販売・導入支援

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。