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2024年1月31日【新型車】

BMW、限定車「118iファッショニスタ」を発表

坂上 賢治

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ビー・エム・ダブリューは1月31日、スタイリッシュなライフスタイルをイメージさせる1シリーズの限定モデル「BMW 118i Fashionista(イチイチハチアイ・ファッショニスタ)」を300台限定でリリースした。

 

先ずはFreude Membership Club(フロイデ・メンバーシップ・クラブ)会員向けに配信されるメールからの先行購入受付を実施する。なおFreude Membership Club会員以外の購入受付は2月15日より、全国のBMW正規ディーラーで実施。納車は、今年3月以降を予定している。

 

 

BMW 118i Fashionistaは、スモール・コンパクトを売りとするBMW 1シリーズラインアップの内、新世代の直列4気筒BMWツインパワー・ターボ・エンジンを搭載した「BMW 118i」をベースにした限定モデル。

 

このファッショニスタの歴史は、2013年に当時のBMW 1シリーズをベースとした初代のファッショニスタ・モデルに遡る。その後、BMW 2シリーズ アクティブ ツアラーやBMW X1のプレミアム・スモール・コンパクト・セグメントをベースにしたファッショニスタ・モデルを発表。いずれも主に女性ユーザーから根強い支持を受けた限定車となっている。

 

メーカー希望小売価格(消費税込み)
モデル名/メーカー希望小売価格
BMW 118i Fashionista¥5,340,000-
上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格。右ハンドル、AT仕様。300台限定の内訳は外装色のミネラル・ホワイト235台、メルボルン・レッド65台となる。

 

 

エクステリアは、ミネラル・ホワイトまたはメルボルン・レッドのボディ・カラーに、通常はハイグロス・ブラックのバーでデザインされているフロントのキドニー・グリルを特別にアルミニウム・サテンにするなど、エレガントさ強調した。

 

インテリアには、外装色がミネラル・ホワイトの場合はパーフォレーテッド・ダコタ・レザー モカ|ブラック、メルボルン・レッドの場合は、パーフォレーテッド・ダコタ・レザー ブラック|ブラックを採用。インテリア・トリムは、ブラックのアクセントの入ったイルミネーテッド・ベルリン・トリムとしている。

 

機能面では、BMW1シリーズ全モデルで既に標準装備である「iDriveナビゲーション・システム」に加え、BMW 118i Fashionistaでは、狭いスペースでの駐車をサポートするリヤ・ビュー・カメラ。

 

及びパーク・ディスタンス・コントロール(リヤ)、駐車時の軽快なハンドル操作をサポートするサーボトロニック、キー操作なしでドアのロック/ロック解除が可能なコンフォート・アクセス、シートを素早く快適な温度に温めるフロント・シート・ヒーティング、照明付きバニティ・ミラーを含むライト・パッケージ、後席のプライバシー向上にも寄与するサンプロテクション・ガラスなどが特別装備されている。

 

更にドライバー支援システムでは、ベース・モデルで既に標準装備の「衝突回避・被害軽減ブレーキ」や、車載の通信モジュールを利用し乗員の安全を見守る「BMW SOSコール」に加え、車間距離を維持しながら自動的に速度制御を行うことが可能な「アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)」を装備した。

 

また今発表のBMW 118i Fashionistaは、限定で通常モデルには装備不可の「ステアリング・ホイール・ヒーティング」と「18インチ アロイ・ホイール・マルチスポーク・スタイリング488バイカラー」も装備した。

 

成約記念品クリスチャン ルブタン製バッグ

成約記念品クリスチャン ルブタン製チャーム_front

成約記念品クリスチャン ルブタン製バッグ_back

 

加えて同車の発売にあたり、女性ファッション誌「エル・ジャポン」とのコラボレーションを組み、マーケティング・キャンペーンも展開。BMW 118i Fashionista購入者全員に、クリスチャン ルブタン限定品のバッグとチャームが贈呈される。

 

 

バッグは、テクニカルなナイロンで表現されるメゾンのシグネチャー トートバッグのスペシャル・エデイションで、クリスチャン ルブタンのロゴは、タグの形で直接ナイロン地に縫い込まれていることで、ラグジュアリー感とクラフトマンシップを表現した。

 

ナイロン素材は、キャンバス等よりも汚れを気にせずに使用できるため、車での使用を前提とするデイリー・ユースに最適な仕様となっている。

 

 

チャームは、車のヘッドライトをモチーフにしており、車のキーにも付けられるキー・ホルダーとしての利用が可能。光沢感の強いパテントを内側に使用し、裏面には”Designed exclusively for BMW Fashionista”の刻印がなされている。

 

またエル・ジャポンとのコラボレーションはもうひとつあり、同車に係る試乗キャンペーンも用意された。これは同誌が薦める八ヶ岳のホテルに宿泊できると共に、ファッショニスタの世界観も満喫できるプロモーションも用意された。試乗キャンペーンへの申込期間は、2月15日から3月14日までの1ヶ月間となっている。

 

更にスペシャルな施策として、BMW 118i Fashionista購入者の中から抽選で15名に、ファッションモデルの森氏がクリエイティブ・ディレクターを手掛ける「tefutefu」の漆技法で製作した「SUITÓ」が進呈される。

 

 

「SUITÓ」は、日常使いができるよう耐久性に優れ、長く使用できる国産の欅(けやき)材を木地として使用し、枯山水の砂紋から着想を得たグラマラスな造形で手に馴染みやすく、漆器独特の肌に触れた際に優しく吸い込まれる感覚を楽しめる上、今回限定のオリジナルカラーでの仕上げを施した。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。