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2023年4月3日【新型車】

BMW、「新型X6(一部改良)」の販売を開始

坂上 賢治

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ビー・エム・ダブリューは3月4日、同社がSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)と銘打つ「BMW X6(エックスシックス)」の新型モデル(一部改良)を全国のBMW正規ディーラーを介して販売する。納車は7月からを予定している。

 

BMW X6は、先のSACとして2008年に初代モデルが誕生している。今回発表した新型BMW X6は2019年に登場の第3世代モデルをベースに、エクステリアとインテリア・デザインをよりモダンなデザインに改良した。

 

 

新型BMW X6のラインアップには、2つのMモデルがラインアップされる。1つはサーキットでの本格的な走行を視野に据えたMハイ・パフォーマンス・モデルの「BMW X6 M Competition(エム・コンペティション)」。

 

 

もう1つはサーキットで培われた技術を取り入れたMパフォーマンス・モデルの「BMW X6 M60i xDrive(エムロクマルアイ・エックスドライブ)」となる。

 

エクステリアデザインは、BMWモデルとして初採用となった矢印型デイ・ライト機能を有したLEDヘッドライトを採用。フロント・バンパーは大型化させ、プラグイン・ハイブリッド・モデルでは暗闇で光を放つアイコニック・グロー・キドニー・グリルとした。

 

 

インテリアデザインでは12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロール・ディスプレイを一体化させ、運転席側に湾曲させたカーブド・ディスプレイを採用。更にBMW特有のiDriveコントローラー回りをすっきりとさせる事で運転席空間にモダンさを付与した。

 

 

パワー・トレインは、ガソリン・エンジンを搭載するMパフォーマンス・モデルBMW X6 M60i xDriveに4.4L V型8気筒BMWツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに48Vマイルド・ハイブリッド・システムが組み合わせ、システム・トータル最高出力530PS(390kW)、システム・トータル最大トルク750Nmを発揮(システム出力はいずれの数値もヨーロッパ仕様値)。これに8速ステップトロニック・スポーツ・トランスミッションを組み合わせた。

 

 

Mハイ・パフォーマンス・モデルBMW X6 M Competitionには、4.4L V型8気筒BMW Mツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンに48Vマイルド・ハイブリッド・システムが組み合わせて、システム・トータル最高出力625PS(460kW)、システム・トータル最大トルク750Nmを発揮(システム出力はいずれの数値もヨーロッパ仕様値)。これに8速Mステップトロニック・トランスミッションを組み合わせている。

 

シャシー設定では、BMW X6 M60i xDriveに「アダプティブMサスペンション」、BMW X6 Mには「アダプティブMサスペンション・プロフェッショナル」を搭載。

 

加えてBMW X6 M60i xDriveには、電動パワー・ステアリング「インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング」を装備。長距離ドライブの快適性を目指した。

 

 

またBMW X6 M Competitionには、電子制御ダンパーとアクティブ・ロール・スタビライザーを備えたアダプティブMサスペンション・プロフェッショナルを採用。これは長距離走行時を快適にするComfort(コンフォート)モード。

 

スポーツ走行に適合させたSport(スポーツ)、よりダイナミックな走行時に使うSport Plus(スポーツ・プラス)モードの3種がMセットアップ・メニューから選択可能にしている。

 

 

BMW X6 M Competitionには、直進走行時の快適性向上に役立つアクティブ・ロール・スタビライザー、Mスポーツ・ブレーキ。Mモデル専用4輪駆動システムM xDrive(エム・エックスドライブ)、リア・アクスルにアクティブMディファレンシャル等を採用するなどで、Mハイ・パフォーマンス・モデルを訴求している。

 

 

主な車両諸元は以下の通り
BMW X6 M60i xDrive
全長4,955mm、全幅2,005mm、全高1,700mm、ホイールベース2,975mm、車両重量2,340kg、車両総重量2,615kg、排気量4,394cc、V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力530PS(390kW)/5,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpm、電気モーター出力12PS(9kW)、電気モーター・トルク200Nm、システム・トータル最高出力530PS(390kW)、システム・トータル最大トルク750Nm。

 

BMW X6 M Competition
全長4,940mm、全幅2,020mm、全高1,695mm、ホイールベース2,970mm、車両重量2,360kg、車両総重量2,635kg、排気量4,394cc、V型8気筒ガソリン・エンジン、最高出力625PS(460kW)/5,500rpm、最大トルク750Nm/1,800-4,600rpm、電気モーター出力12PS(9kW)、電気モーター・トルク200Nm、システム・トータル最高出力625PS(460kW)、システム・トータル最大トルク750Nm。

 

 

BMW X6メーカー希望小売価格(消費税込み)
BMW X6 M60i xDrive:¥16,220,000-
BMW X6 M Competition:¥20,120,000-

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。