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2023年11月21日【新型車】

アウディQ8シリーズのフルラインアップが完成

坂上 賢治

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アウディ ジャパンは11月21日、アウディのフルサイズ クーペSUV「Audi Q8」に直噴ターボディーゼルのTDIモデルを追加。加えて今回のTDI導入を記念して限定モデルの「Audi Q8 bronze edition(アウディQ8ブロンズエディション)」を設定し、同日より全国のアウディ正規ディーラー(121店舗、現時点)を通じて発売する。

 

 

今回、直噴ターボディーゼルのTDIモデルを追加設定したAudi Q8は、スポーティかつラグジュアリーなSUVモデルを臨む顧客向けに開発されたクーペスタイルSUVモデル。なかでも最もスタンダードな「Audi Q8 50 TDI quattro」と「Audi Q8 50 TDI quattro S line」に搭載されるエンジンは、最高出力272PS、最大トルク600Nmを発揮する3.0ℓ V型6気筒直噴ディーゼルターボ。駆動方式はquattro四輪駆動となる。

 

 

これによりAudi Q8シリーズは、これまでの直噴ガソリンターボエンジン搭載モデルにTFSIモデルを加えた上に、今回発表のTDIモデル、スポーツグレードSQ8、更にRS Q8を取り揃えた幅広い選択肢を顧客に向けて提供できるシリーズとなった。

 

 

なお今回追加された限定モデルの「Audi Q8 bronze edition」は、Audi Q8 50 TDI quattro S lineをベースに、スズカグレーメタリックのボディカラーに、マットブロンズポリッシュトの22インチ5VスポークスタースタイルAudi Sport製アルミホイールを履かせた。エクステリアは、バルコナレザーによるSロゴ入りのスポーツシート、オークグレーのデコラティブパネルを組み合わせている。

 

 

また「コンフォートアシスタンスパッケージ」として、運転支援システ、対向車や先行車の部分のハイビームをカットするHDマトリクスLEDヘッドライト、低速走行時にフロントホイールとリヤホイールを逆方向に操舵、中高速時には同方向に操舵することで取り回しと走行安定性を両立させるオールホイールステアリング等が含まれる。

 

これに組み合わせとして実装された「ブラックAudi rings &ブラックスタイリングパッケージ」としては、黒基調のブラックAudi rings、ブラックスタイリング、ブラックエクステリアミラーハウジングが含まれる。

 

 

その他にドアの開閉をサポートするパワークロージングドア、後続車両に高い視認性を確保するLEDリヤダイナミックターンインディケーター、Sロゴを投影するドアエントリーライトなどを搭載した限定モデル(125台)となる。

 

 

モデル:Audi Q8 50 TDI quattro
エンジン:3.0ℓ V型6気筒 ターボチャージャー 272PS/600Nm
トランスミッション:8速ティプトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):10,880,000円

 

モデル:Audi Q8 50 TDI quattro S line
エンジン: 3.0ℓ V型6気筒 ターボチャージャー 272PS/600Nm
トランスミッション:8速ティプトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):12,110,000円

 

モデル:Audi Q8 bronze edition
エンジン:3.0ℓ V型6気筒 ターボチャージャー 272PS/600Nm
トランスミッション:8速ティプトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):13,650,000円

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。