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2020年11月26日【テクノロジー】

DS7、クロスバック・パフォーマンスラインブルーHDi発売

NEXT MOBILITY編集部

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Groupe PSA Japan(本社:東京都目黒区、社長:トマ・ビルコ)は11月26日、DS AUTOMOBILES(DS オートモビル)のフラッグシップSUV、DS 7 CROSSBACKにスポーティなスタイルを強調したDS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi(DS 7 クロスバック パフォーマンスライン ブルーHDi)を発売することを発表した。

 

 

DS 7 CROSSBACKはDSオートモビルのフラッグシップとして、また、フランス大統領公用車としても知られるフレンチラグジュアリーSUV。他のどこにも似ていない、フランスならではのラグジュアリーカーのありようを提示しワールドワイドで好評を博している。

 

 

 

 

 

 

今回追加されたPERFORMANCE Line BlueHDi(パフォーマンスライン ブルー)は、このDS 7 CROSSBACKのインスピレーション(エクステリアおよびインテリアトリム)として、フォーミュラE 2年連続ダブルタイトルのDS TECHEETAH Formula E Team由来のスポーティなイメージを投影。マットブラックのDSウインググリルおよびリアガーニッシュ、シャイニーブラックのルーフレールと19インチホイール、ダッシュボードやシートにアルカンタラ®をあしらった特別仕様車となる。2019年4月に発売し、好評のうちに完売したガソリン仕様の同モデルからディテールを変更し、クリーンディーゼルエンジン仕様とした。なおDSアクティブスキャンサスペンション、DSコネクテッドパイロット、DSアクティブLEDビジョンなどのADASおよび主要装備はDS 7 CROSSBACKの最上級グレード、Grand Chicに準拠する。

 

 

 


 

 

■レーシングシーンを彷彿とさせるアルカンタラ®を纏ったインテリア
DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDiの魅力のひとつは、DS 7 CROSSBACKならではの華やかさを生み出すクロームパーツをあえて排し、ストイックにブラックを基調としたスタイルにある。Grand Chicインスピレーションではアートフィニッシュレザー(ムラ染)で覆われたダッシュボードはアルカンタラ®に、センターコンソールおよびドアトリムも同様にアルカンタラ®仕上げ。さらにカルマン(カーマインレッド)とゴールドのステッチがアクセントになっている。このようにしてドライバーの眼前に広がる緻密に貼り込まれたアルカンタラ®のテクスチャー、DSならではのオリジナリティ溢れるダイヤモンドパターンのアルカンタラ®のシートステッチ、スポーティなパーフォレーテッド加工Dシェイプステアリングホイールといったディテールが織りなす風景は、これまでにないエレガンスとスポーティの融合を感じさせる。ストイックかつスポーティに纏めつつも、そこはかとなく滲み出る優美さはDSオートモビルならではのスタイルといえるだろう。

 

 

■“黒”を異なる質感で表現した精悍なエクステリア
(フロントグリルフレーム、リアガーニッシュ、ルーフレール)
インテリア同様に、エクステリアもまた、ストイックかつスポーティにまとめられている。本来クロームで彩られたDSウィングおよびリアガーニッシュはマットブラック仕上げ、フロントグリルはグロスブラック、エクステリアのディテールを黒で統一しつつも、さまざまな素材、テクスチャーを用いることで豊かな表情を生み出している。

 

 

■19インチアロイホイールとPERFORMANCE Line専用バッジ
DS 7 CROSSBACK Grand Chicの20インチホイール、DS 7 CROSSBACK So Chicの18インチホイールに対して、DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi は専用の19インチホイール(235//50 R19タイヤ)を装着、精悍なスタイリングとライドコンフォートの両立を図る。この19インチアロイホイールは、グロスブラックと切削加工による輝きが美しいコントラストを描き、センターキャップのカルマンがアクセントに。フロントフード、フロントドア、テールゲートにはPERFORMANCE Lineエクスクルーシブバッジがディテールを引き締めている。

 

 

■400Nmの最大トルクを発生させる2.0ℓクリーンターボディーゼルによるハイパフォーマンス
パワートレインは2.0ℓクリーンターボディーゼルに電子制御8速オートマチックトランスミッションEAT8の定評のコンビネーション。ガソリン自然吸気4ℓに相当する最大トルク400Nmを2,000rpmという低回転からワイドに発生し、ほぼ常にロックアップを行うEAT8と相まって、ドライバーのアクセルワークに即座に反応するパフォーマンスを備える。ディーゼルエンジンならではの力強く息の長い加速が、DSオートモビルならではのエレガントな走りを際立たせる。

 

 

■DS 7 CROSSBACK PERFORMANCE Line BlueHDi 車両本体価格(税込)
¥6,090,000

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。