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2022年12月21日【自動車・販売】

EVモーターズジャパン、グリスロに新ライン追加

坂上 賢治

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EVモーターズジャパンは12月21日、地域交通の大幅な低炭素化を目指して、ラストワンマイルの確保・観光振興・中心市街地の活性化など、各々の地域が抱える様々な課題を解決するグリーンスローモビリティに、新たな車種ラインを追加した。

 

このグリーンスローモビリティとは、最高速度20km/h未満の電気自動車を活用した移動サービス用車両と、そのサービスを指すもの。道路運送車両の保安基準で最高時速20km/h未満の車両は、窓ガラスやシートベルトなどの装着が免除される緩和措置がある。

 

 

コンパクトなサイズのため、住宅地・山間地・離島など様々な場所で走行でき、地域の足としてコミュニティバス・乗合タクシー等、用途に応じて使用出来る。

 

車両の特徴は、最高速度20km/hのスローモビリティ対象車両である事。保安部品の標準搭載により公道の走行が可能な事。開閉式窓付きガラス製透明ドアとエアコンを搭載(下部を半透明にすることも可能)側名のドアは取り外し可能。

 

灯火装置にはすべてLEDを採用。レザーシートと3点式シートベルトを標準搭載。バッテリーはリチウムイオン電池 。LFPモジュールの48V 20kWh / 60V 25kWhの2タイプがある。航続距離は4人乗り:80~95km / 6人乗り:70~80km。

 

EVモーターズジャパンのグリーンスローモビリティは上記の通り4人乗りと7人乗りの2ラインがあり、各々以下の5つの特長がある。

 

4人乗り

6人乗り

 

(1)Green:電気で充電できるので環境に優しい。
電気で走るため、燃料費を大幅に削減出来る。またガソリンスタンドが減少している地域でも、簡単にコンセントでの充電が可能のため、幅広い地域での活用が可能。EV化による新たな観光モビリティの展開と脱炭素社会の実現を後押しする。

 

(2)Slow:最高速度が20km/h未満なので景観の認識度が高い。
ゆっくり移動できるため、景色や町並みを楽しみながら移動する観光地での移動モビリティとしても活用出来る。

 

(3)Safety:運転に不慣れな高齢者でも運転が容易。
運転操作が通常のAT車とほぼ同様であり、低速走行車両(20km/h未満)のため、重大事故のリスクが低く、運転に不慣れでも安心して走行可能。

 

(4)Small:同じ乗車定員の車両と比較し小型。
通常の同乗車人数の車両と比較して、コンパクトなサイズのため、従来通れなかったような道路でも走行可能。

 

(5)Open:窓ガラスがないので解放感がある。
乗用車で通るとすれ違いで渋滞しする道路等でも活用できる可能性があり、柔軟で効率的な移動が実現する。

 

 

諸元表

 

​会社概要
会社名:株式会社 EV モーターズ・ジャパン
本社所在地:福岡県北九州市若松区白山 1-18-7
代表取締役社長:佐藤 裕之
設立:2019年4月
資本金:2,935,200,000 円
事業内容

以下電気自動車及び充電ステーションの販売・メンテナンス
 ・バス・トラック・トライク・特殊車両
 ・電気自動車のリース、レンタル、ESCO事業
 ・蓄電池・PVを活用した再生可能エネルギー事業
電話番号:093-752-2477
問い合わせフォームhttps://forms.gle/B9sPDcm4DMV1W8F56
企業URLhttps://www.evm-j.com

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。