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2023年8月17日【トピックス】

GLM、軽自動車規格の新型EVを日本国内市場に導入開始

坂上 賢治

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電気自動車(EV)の開発を行うGLMは8月17日、カーシェアリング向け軽自動車規格のEV「MiMos(ミモス)」の取り扱いを開始したと発表した。

 

「ミモス」は、全長3m以下と一般的な軽自動車よりコンパクトなサイズとなっており、日本の道路事情や生活環境に最もフィットした軽自動車規格のEVであるという。

 

 

同社によると、利便性が非常に高いことから欧州市場を中心に既に広く知られ生活にも取り入られている超小型サイズの電動モビリティであるが、日本ではまだまだ市場への浸透が進んでいない。

 

世界的な電動化シフトの潮流を受け日本市場にも多くのEVが投入され始めているが、日本で多くのシェアを占める軽自動車サイズのEVはまだ選択肢が非常に少なく、市場のニーズに応えられていない。

 

 

そこで、消費者へ更なる選択肢を早急に与えるべきだと考えた同社は、より早く市場への投入を図るべく海外メーカーにて普通自動車規格で作られた欧州向け車両を、GLMの技術・経験により、国内保安基準への適合および軽自動車規格を満たす仕様に改良を加え、軽自動車での登録を実現させた。

 

同社では「日本の自動車市場に非常に相性が良く販売台数も多い軽規格の乗用車ですが、実は航続距離の面などからEVとの相性も非常に良く、弊社ではかねてより日本市場向け軽EVの開発に関して議論を進めてまいりました。

 

 

また議論に際し、世界的に急速に進む電動化の流れに対しまだまだEVの浸透が十分でない日本市場に対してはスピーディーな市場投入こそが商機を捉えると考え、重要視してまいりました。

 

そこで、開発開始から市場投入へと多くの時間を要する自社開発への足がかりとしてまず、世界の市場に既に投入済みのEVを、弊社のEVに関する豊富な技術と経験で日本の軽自動車企画に適合するよう改良を加え、早期に日本市場導入すべくプロジェクトを推進、今回の取り扱い開始が実現いたしました。

 

 

このような手段を取ることにより非常にスピーディーな市場投入を実現したことに加え、国内競合車に対しリーズナブルな価格を達成しており、環境対応や交通手段の衰退への解決策としてEV導入を検討している各種行政及び企業向けに新たな選択肢を与えることができると確信しております。

 

このような経緯から今回はスピーディーな日本市場への投入が可能になりました。当車両は主に、シェアリングサービスを検討している各種行政や企業向けに販売及びリースを行う予定です」と話している。

 

 

なお軽自動車規格EVの「ミモス」は一般的な軽自動車のサイズより更に一回り程小さい全長2,9998mm全高1,555mm全幅1,478mmのコンパクトサイズであるが4人乗車可能な4シーター。

 

また4人乗車時でも荷物の積載スペースが確保されているため、様々な乗車シーンへの対応が可能としている。

 

気になる満充電時の最大航続距離は約130kmあり、短距離及び中距離の移動が主となる2次交通向けモビリティとして十分なスペックを持っている。また家庭用200V充電器での充電ができ、約6時間でのフル充電による利用が可能としている。

 

 

GLM会社概要
社名:GLM株式会社
設立:2010年4月1日
代表:代表取締役 宮下祐一
業種:自動車製造
本社:京都府京都市伏見区竹田向代町74-3
連絡先:075-681-5252(代表窓口)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。