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2020年10月8日【新型車】

ホンダ、シビック・タイプRの改良モデルを10/9発売

NEXT MOBILITY編集部

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ホンダは、シビック(CIVIC)シリーズの「シビック・タイプR(TYPE R)」をマイナーモデルチェンジして、10月9日(金)に発売する。また国内200台限定販売となる「シビック・タイプR リミテッド・エディション(CIVIC TYPE R Limited Edition)」を、11月30日(月)に発売する。

 

メーカー希望小売価格(税込)は、シビック・タイプRが475万2,000円、シビック・タイプR リミテッド・エディションが550万円。

honda・ホンダ・ロゴ

「操る喜び」の提供を目指して2017年に発売されたシビック・タイプRは、革新的なスタイリングと個性の際立った走りが特徴のスポーツコンパクト。

 

今回のモデルチェンジでは、立ち止まらずに進化を続けるという想いのもと、前後バンパーをよりスポーティーさを際立たせたデザインにするとともに、エンジンの冷却性能を向上させるなど、サーキット走行性能をさらに追求し、先進の安全運転支援システム「ホンダ・センシング(Honda SENSING/※1)」を装備した。

 

 

 

 

また、タイプRの起源に立ち返り、車体の軽量化や専用装備によりピュアスポーツ性能をさらに追及した国内200台限定の「リミテッド・エディション(※2)」を設定した。

 

 

※1:Honda SENSINGの詳細は、HPを参照<https://www.honda.co.jp/hondasensing/>。
※2:国内販売される200台のうち、シリアルナンバー1~10番の車両の商談権は、シビック・タイプRのWEBサイト<https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/>で抽選申し込み受付(WEB限定)を行う。応募・抽選方法の詳細については、同サイトで確認。なお、シリアルナンバー11から200番の車両については、販売会社に直接問い合わせ。

 

 

 

 

[主な変更点]

 

■シビック・タイプR

 

<サーキット性能の進化>

 

・従来モデルと比較し、フロントグリル開口面積を大きく取って冷却性能を向上。またフロントバンパーエアスポイラーの形状変更等で、ダウンフォースを強めた。

・2ピースフローティングディスクブレーキを採用することで、バネ下重量を低減。サーキット走行時の安定したブレーキフィールを実現した。

 

<ダイレクト感の進化>

 

・アダプティブ・ダンパー・システム制御や、サスペンションブッシュ・ボールジョイントなどのきめ細やかなサスペンションのアップデートを実施。サーキット走行におけるコーナーアプローチからコーナーを抜けるまでの一連のハンドリング性能や、荒れた路面における接地性・制振性をさらに進化させ、街乗りから高速クルージング・ワインディングやサーキット走行までのあらゆるシーンで、さらなる一体感とダイレクト感を実現した。

 

<ドライビング空間の進化>

 

・ステアリングの表皮にアルカンターラを採用。握りの質感とフィット感を向上させ、車両の挙動をよりダイレクトに感じられるようにした。

・シフトノブをティアドロップ形状に変更することにより、ノブの傾きの認識性と操作精度を向上させた。

 

 

 

 

■シビック・タイプR リミテッド・エディション

 

徹底した軽量化と専用装備によりピュアスポーツ性能をさらに向上。また初代シビック TYPE Rを想起させるサンライトイエローⅡを専用色に設定し、歴史と進化を感じる究極の“操る喜び”を目指した。

 

・専用のBBS製20インチ鍛造アルミホイールを採用し、バネ下重量を軽量化。

・サーキットパフォーマンスに優れたハイグリップ20インチ専用タイヤ(ミシュラン パイロットスポーツ Cup2)を適用。

・アダプティブ・ダンパー・システムとEPSの専用セッティング。

 

 

[メーカー希望小売価格(消費税10%込み)]

 

<タイプ、駆動方式、変速機、価格(消費税10%込み)>
– シビック・タイプR、FF、6MT、4,752,000円
– シビック・タイプR リミテッド・エディション、FF、6MT、5,500,000円

 

 

[ボディーカラー]

 

■シビック・タイプR

 

・チャンピオンシップホワイト
・ポリッシュドメタル・メタリック(新色)
・クリスタルブラック・パール
・フレームレッド
・レーシングブルー・パール(新色)

 

■シビック・タイプR リミテッド・エディション

 

・サンライトイエローⅡ

 

 

 

■(ホンダ)シビック・タイプR:https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。