NEXT MOBILITY

MENU

2019年6月11日【新型車】

いすゞ、大型路線用バス「エルガ」と同中型「エルガミオ」を改良

NEXT MOBILITY編集部

 

 

いすゞ自動車は、6月11日、大型路線バス「エルガ」および中型路線バス「エルガミオ」を改良し、同日より全国一斉発売することを発表した。

 

 

今回の主な改良は、まずドライバー異常時対応システム(EDSS:Emergency Driving Stop System)を全車標準装備したことだ。

 

 

この機能は、走行中、ドライバーが急病などで安全に運転できない状態に陥った場合、乗客や乗務員が非常ブレーキスイッチを押すことで、減速して停止させることを可能としたもの(国土交通省策定「ドライバー異常時対応システム」技術指針に準拠)。

 

 

スイッチが押されると車内では音声アナウンスと赤色フラッシャーランプにより、異常時であることを乗客に伝達。

 

さらに、車外にはホーンを鳴らし、ハザードランプとブレーキランプを点滅させて異常事態を知らせる。

 

なお、ブレーキについては、路線バスの運行上必要となる立席の乗客の安全性に配慮し、観光バス用EDSSとは異なる制御となっている。

 

 

 

 

また、BOA(ブレーキ・オーバーライド・アクセラレーター)も全車標準装備する。これは、アクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏み込んでしまった場合、エンジン出力を制御し、ブレーキ操作が優先される機能。

 

 

加えて、エンジンと排出ガス後処理装置に各種センサーを追加・変更し、排出ガス性能にかかわる装置の故障診断の要件強化(高度OBD)にも対応した他、AMT(自動変速マニュアル・トランスミッション)の性能を向上させるなどで、より快適な走行と運転負担の軽減も実現している。

 

 

なお、年間販売目標は800台(エルガシリーズ全体)、税込価格は2257万920円〜2708万2080円だ。

 

 

 

CLOSE

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。