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2019年2月14日【経済・社会】

JAIA、輸入車試乗会を実施

NEXT MOBILITY編集部

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 日本自動車輸入組合ことJAIA(Japan Automobile Importers Association、所在地:東京都港区、理事長:上野金太郎)は、去る2月5日から延べ3日間の日程で、大磯プリンスホテル(神奈川県中郡中郡大磯町)にメディア関係者や自動車ジャーナリストを募って、毎年恒例の「輸入車試乗会(第39回)」を開催した。

 

 

このJAIAは、外国の自動車メーカーと直接輸入契約を結ぶインポーターによって構成される業界団体である。その原点となったのは1952年(昭和27年)設立の輸入自動車協会。メディア向けの試乗会イベントを初開催したのは1982年の箱根。その後、1986年からは大磯プリンスホテルを拠点に移して大規模試乗会として開催し続けて来た。その規模感は延べ参加人数で450名、3日間を通した試乗回数で1400回規模となる媒体向けとしてもかなりの大型イベントに該当する。

 

 

 今回の試乗会では、同組合の会員インポーター15社から最新モデルを中心に計69台が試乗車として提供された。その中身は2月5日の初日並びに6日はメディア対象。最終日の7日はジャーナリスト対象で展開。

 

 

出展車種のラインナップは、近年の輸入車人気に沿ったもので今年はクロスオーバーモデルが目立った。併せて、進化が進む「安全運転支援機能」の搭載モデルや電気自動車(EV)・プラグインハイブリット車(PHEV)、クリーンディーゼル車の他、定番のスポーツカーなど多様なモデルが勢揃いした。

 

 

 当編集部では、姉妹メディアの「MOTOR CARS」と合同で、主に2018年2月8日以降に国内導入されたモデルを試乗した(一部を除く)。当日は、明るさもそこそこの早朝から夕方に至るまで車両撮影の挟んでの日程であり、いつものことであるが「猫の手も借りたい」ほどの慌ただしい試乗会になった。

 

具体的な試乗では、まずセダンモデルが、

 

メルセデスAMG E53 4MATIC+

 

アウディ A8 60 TFSIクワトロ

 

アウディ A4 45 TFSI クワトロスポーツ

 

キャディラック CTS

 

クロスオーバーモデルでは、

プジョー 5008 GT BlueHDi

 

DSオートモビルズ DS 7クロスバック グランシックBlueHDi

 

ランドローバー レンジローバー オートバイオグラフィー

 

アルファロメオ ステルビオ2.0 ターボQ4 スポーツパッケージ

 

BMW X4 M40i

 

 

ステーションワゴンが、

ボルボ V60 T5 インスクリプション

 

ミニ ジョン・クーパー・ワークス クラブマン

 

フォルクスワーゲン ゴルフ ヴァリアントTSI ハイライン・テックエディション

 

5ドアハッチバックが

メルセデス・ベンツ A180スタイル

 

ルノー メガーヌR.S. EDC

 

そしてコンバーチブルが

ランボルギーニ ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー

 

なお、これら15台の試乗記事はコンシューマー向け媒体の「MOTOR CARS」上で順次掲載していく。

 

 

 

 

 

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。