ステランティス傘下のJeepブランドは4月6日、まずは米国市場に向けに新型2024ラングラー(Wrangler)を発表した。
世界で最も認知度の高いSUVであるJeepラングラーは、定番の7スロットのグリルデザインを刷新。フロントガラスにステルスアンテナを組み込み済み。ルビコンには最大8,000ポンドまで能力を高めたウインチの追加搭載を可能に。
インストルメントパネルには12.3インチのタッチスクリーン(Apple CarPlayおよびAndroid Auto対応)。12ウェイの電動パワーフロントシート、1・2列目シートにサイドカーテンエアバッグ。Sport Sグレード以上には前方衝突警告とクルーズコントロールを備え、より安全で快適なドライビング体験を提供する。
車種ラインナップはスポーツ、ウィリス、サハラ、ハイ アルチチュード、ルビコン、ルビコン392。スポーツS 4xeとルビコンXが追加されている。
モデルパワートレインは、引き続き4xeを含む4つのユニットから選択出来る。エクステリアを彩るホイールデザインは10タイプ。ワンタッチパワートップを含む複数のオープンエアオプションが備わる。米国に於ける受注は既に開始され、2023年後半に全米ジープディーラーを介して納車されていく。
なお来たる2025年末までに北米に於けるラインナップ全体が電動化され、2030年までに米国に於けるジープ ブランドの50%が完全電動化される予定だ。