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2023年5月30日【新型車】

アウディ、TTクーペファイナルエディション限定200台

坂上 賢治

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アウディ ジャパンは5月30日、Audi TTの生産終了を記念しアウディのプレミアムコンパクトスポーツクーペの限定モデルAudi TT Coupé final editionを発表。同日より全国のアウディ正規ディーラー(121店舗、現時点)を通じて発売する。

 

 

Audi TTは、アウディのデザインアイコンモデルとして1998年に初代登場。以来3世代に渡って進化を続けてきた。そんなTTシリーズも導入からおよそ四半世紀が経過、その歴史の最終章を迎え、生産を終了する。

 

Audi TT Coupé final edition

 

今回のAudi TT Coupé final editionは、先に発表された「ラグジュアリースポーツ」をテーマに、限定モデルとしてエレガントに仕上げたAudi TTS Coupé memorial editionに続くもの。

 

市場から評価を得ているコンフォートパッケージ、S lineパッケージ、ブラックAudi rings &ブラックスタイリングパッケージ、RSデザインパッケージの4つのパッケージオプションと20インチホイールを標準装備した記念限定モデルとなった。

 

 

そのベースとなったのはAudi TT Coupé 45 TFSI quattroで、アルミニウムとスチールの複合構造ASF(アウディスペースフレーム)のボディに最高出力245PS、最大トルク370Nmを発揮する2.0ℓ直噴ガソリンターボエンジンを搭載。これに7速Sトロニックトランスミッションとquattro(クワトロ)4輪駆動システムを組み合わせた。

 

更に走行状況に応じて減衰力を制御するオプションのアウディマグネティックライドを搭載することにより、路面状況を選ばず、走りを楽しむモデルとして仕上げたという。

 

エクステリアはブラックで統一。S lineパッケージ、ブラックAudi rings &ブラックハイグロススタイリングパッケージ、RSデザインのリヤスポイラーやAudi Sport製20インチアルミホイール10Yスポークデザインブラックポリッシュト9J x 20 255 30、カラードブレーキキャリパー(レッド)やブラックテールパイプ、Audi Ringsデコラティブフィルムを装備した。

 

 

対するインテリアには、ビビッドなアクセントカラーを施したRSデザインパッケージにより、ダイヤモンドパターンのアルカンターラとレザーを組み合わせたSスポーツシートにレッドまたはブルーのカラーステッチとシートサイドパネルを設定した。

 

シートベルトエッジ、エアコンのインナーリングとセンターコンソールパネルも同様にカラーリングをおこなうことでインテリア全体をコーディネートしている。

 

これらに加えコンフォートパッケージ(シートヒーター(フロント)、センターアームレスト、アウディサイドアシスト、アウディパーキングシステム(フロント/リヤ)、リヤビューカメラ、アウディホールドアシスト、エクステンデッドアルミニウムルックインテリア)やマトリクスLEDヘッドライト、クルーズコントロール、プライバシーガラスなどのパッケージを標準装備としている。

 

 

ボディカラーは、グレイシアホワイトメタリック、クロノスグレーメタリック、タンゴレッドメタリック、ターボブルーの4色を設定。出荷台数は限定200台となっている。

 

なお今回のAudi TT Coupé final editionは、限定台数合計200台のうち、タンゴレッド25台とターボブルー25台をオンラインでの予約販売を受け付ける。オンラインでの成約記念特典は限定50足の「Audi × Onitsuka Tiger コラボレーションスニーカー」が進呈される。

 

オンライン販売台数:計50台(タンゴレッド25台とターボブルー25台)
オンライン販売期間:2023年5月30日から6月11日まで
オンライン成約特典:「Audi × Onitsuka Tiger コラボレーションスニーカー」
オンライン特設ページ

 

抽選結果は6月13日にEメールで案内される。
成約特典は2023年7月11日までの成約が条件。
成約特典の仕様や外観は予告なく変更される場合がある。
成約特典は受注生産の為、商品の発送は2023年12月中旬以降に順次発送される。

 

モデル:Audi TT Coupé final edition

エンジン:2.0ℓ直列4気筒DOHCターボチャージャー245PS/370Nm
トランスミッション:7速Sトロニック
駆動方式:quattro
ステアリング:右
車両本体価格(税込):7,930,000円

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。