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2019年6月12日【政治経済】

コミカミノルタ、スペイン企業買収で外観計測事業を推進

NEXT MOBILITY編集部

 

 

コニカミノルタは、6月12日、自動車外観検査市場における有力企業であるスペインのEines Systems社を買収したことを発表。成長戦略の一環として掲げている、自動車領域での外観計測事業を始めとする検査自動化事業の立ち上げの加速を図る。

 

 

同社は、現在、主軸のカメラ事業を通じて培った光学技術をベースに、生産現場における光源色計測と物体色計測の分野で高精度な計測製品・ソリューションを提供。

 

特に世界のディスプレイ画質検査ソリューション市場ではシェアが50%を超えており(同社推計)、同市場におけるマーケットリーダー的ポジションを確立している。

 

また、自動車領域においても、自動車の内装・外装の色計測等に関する品質管理分野で大きな顧客基盤を持っている。

 

 

今回のEines Systems社の買収は、そういった事業基板の拡大に加え、成長戦略の一環として、既存顧客の検査自動化ニーズに応える技術・製品開発を促進するものだ。

 

 

Eines Systems社は、自動車生産工程における品質検査の自動化システム、ソリューション提供を主力事業とするテクノロジー企業で、グローバルな顧客基盤を保有し、顧客密着型のアジャイルな開発を強みとしている。

 

また、自動車業界の外観検査の様々な工程では目視検査に依存しているところが多く、品質向上・安定化、省人化が課題となっているが、その課題を解決すべく、Eines Systems社は、近年、自動車塗装外観検査システムを開発し、欧州の顧客への導入を実施、さらに他地域への展開を予定している。

 

 

コニカミノルタは、今回の買収により、Eines Systems社が持つこのようなノウハウなどを活用しつつ、前述の通り、同社が成長戦略のひとつとする自動車領域での外観計測事業を始めとする検査自動化事業の立ち上げを早める方針。

 

なお、買収手続きは、2019年5月31日に完了している。

 

 

 

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。