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2023年11月20日【SDGs】

ナイル、短期サブスク「カルモ スリー」の提供開始

坂上 賢治

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「新車に乗り続けたい」「試しに車を持ちたい」ニーズに応える3年契約

 

自動車サブスクリプションサービス「定額カルモくん」を運営するナイルは11月20日から、3年契約で月額26,180円~新車を持てる新たなサービス「カルモ スリー」の提供を開始した。

 

先の通りナイルが2018年から運営してきた「定額カルモくん」は、申込者数が累計20万人を突破した。そうしたなかで多くの契約ユーザーが7年以上の長期契約を選択してきた「定額カルモくん」に対し、短期契約を希望する顧客が一定数、存在していることに同社は着目した。

 

 

実際、短期のサブスクリプション契約は、最新の機能を備えた新車に乗り継いでいけるメリットがあること。また近年、自動車の性能が短期間で飛躍的に向上していくなかで、常に最新モデルに乗れることは燃費性能や安全に係る技術貢献のみならず、自動車オーナーのQOL(Quality of life)を高めることができるからだ。

 

一方、別の観点ではミレニアル世代が希望するニーズとして「試しに車を持ちたい」という声もある。彼らは今後、様々なライフイベントを迎える上で、その時どきに合った車を選びたいと考えているようだ。

 

そこでナイルは、多様なユーザーニーズに柔軟に対応するべく、新たに3年間の短期利用向けに料金を下げた自動車サブスクリプションサービス「カルモ スリー」の提供を開始した。

 

同サービスでは3年の期間で、ユーザーのライフスタイルの変化や最新の車に乗り続けたいという要望に応えるだけでなく、車を持つかどうか迷っている層にも、まずは「3年間試してみる」という選択肢を提供することができるとしている。

 

そもそも今や車の購入は新車の値上がりにより、ますます困難になっている。特に軽自動車の平均価格は10年前と比較して2倍近く値上がりしており、若者の車離れの原因とも言われている。

 

しかし近年では「定額カルモくん」や「カルモ スリー」のように車を定額料金で利用できるサブスクリプションサービスや、車を共同で利用できるカーシェアリングサービスなどが普及し、所有しないで車を利用することが若者を中心に新たな選択肢となっているとし、同社では、そうした定額サービスを今後も提供していきたいと話している。

 

「カルモ スリー」サービス特徴

  • -支払総額が購入より安い ※車両本体価格とカルモ スリー3年プラン支払総額の比較
  • -全て新車で、人気車種をラインナップ
  • -車選びから申込みまで全てオンラインで完結
  • -全国対応なので、どの地域からでもご自宅まで納車 ※一部離島は除く
  • -ボーナス払いや初期費用が不要、税金コミコミ

 

 

 

  • -試しに車を持ってみたい方
  • -新車に乗り続けたい方
  • -転勤で車が必要になった方
  • -車検を気にしたくない方

 

「カルモ スリー」と「定額カルモくん」の違い

カルモ スリー:https://carmo-three.jp/

 

定額カルモくん:https://carmo-kun.jp/

 

カルモ スリーについて

  • -3年契約で月額26,180円〜新車を持てる自動車サブスクリプションサービス
  • -対象車種:新車
  • -対象エリア:全国
  • -契約期間:3年

 

ナイル株式会社
設立:2007年1月15日
所在地:東京都品川区東五反田1-24-2 JRE東五反田一丁目ビル7F
従業員数:258名 ※2023年6月末日現在
資本金:3,632百万円 ※資本準備金等含む
事業内容:自動車産業DX事業、ホリゾンタルDX事業

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。