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2020年6月11日【トピックス】

ポルシェジャパン、有明に初のポップアップストア

坂上 賢治

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 ポルシェジャパン(本社:東京都港区 代表取締役社長:ミヒャエル・キルシュ)のポルシェ正規販売店である株式会社イー・ビー・アイ・マーケティング(本社:東京都港区 代表取締役:荒川由紀 )は、東武有明フィールド(東京都 江東区有明一丁目3-25)にポルシェブランドとしては日本初のポップアップストア「Porsche NOW Tokyo」を2020年7月9日から2021年8月31日まで期間限定でオープンする(7月10日より一般公開)。(坂上 賢治)

 

 

この「Porsche NOW Tokyo」は、新しい潜在カスタマーとポルシェブランドの接点を繋ぐポップアップストアとという趣向で、ポルシェがグローバルに展開する期間限定のリテールコンセプト「Porsche NOW」を日本市場へ初めて導入するもの。

 

 店舗はガラスを全面に採用した開放感のあるレイアウトとし、同ブランドとしては新たな顧客獲得を狙ってカジュアルでリラックスした空間となっている。またオープン時には、デッキスペースと店内にポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンを含む3台の車両が展示される。

 

 

その他にもポルシェジャパンが都市型充電ステーションとして、東京・名古屋・大阪に配置を予定している150kW級の出力を誇るポルシェターボチャージングステーションも一般に広く初お目見えとなる。

 

 新たな取り組みとなるポップアップストアの開設にあたり、ポルシェジャパン社長のミヒャエル・キルシュ氏は「多種多様の目的を持った人が集う有明へPorsche NOW Tokyoをオープンすることができ大変嬉しく思います。

 

 

これを機会に、これまでポルシェブランドと接点があまりなかった、あるいは従来のディーラーに入ることを躊躇されていたようなお客様へ特にアピールしたいと考えています。もちろん既存のお客様にも新しいショップスタイルをお楽しみ頂けます。

 

この新しいリテールコンセプトで、近々日本に導入されるタイカンにもぜひ触れていただければと思います」と期待を込めて語っていた。

 

 

 対してPorsche NOW Tokyoを運営するポルシェ正規販売店イー・ビー・アイ・マーケティングの代表取締役の荒川由紀氏は「ポルシェ初のフル電動スポーツカーであるタイカンの到着を目前に、私達のポルシェセンターに革新的なポップアップストアを加えられることをとても嬉しく思っています。

 

新たな賑わいを見せ始めた有明の地にて、好奇心あふれるアクティブな感度をお持ちのお客様に対し、クラシックからデジタルまで変わることの無いポルシェ伝統の車づくりをカジュアルにお伝え出来る、みなさまとポルシェブランドとの魅力的な接点として最初の窓口になれることは、とても光栄なことです」と述べていた。

 

 ちなみに先の通りポルシェが全世界で展開する「Porsche NOW」は、期間限定のフレキシブルなリテールコンセプトが基本骨格となっている新たな顧客との接点造りを目指したものだ。

 

その設定と作り方は、人通りの多い街の中心部やショッピングモール向けに構想されたもので、その基本コンセプトはポルシェ本社が提案。世界各国の販売会社やディーラーが各市場に合わせて実施していく。今回、日本に設けられたポップアップストア「Porsche NOW Tokyo」も同コンセプトに従って構成されており「NOW」は「今この瞬間を利用すること」を表しているのだという。

Porsche NOW Tokyoの概要は以下の通り
・URL :https://www.porsche.co.jp/dealers/porschenow/
・法人名 :株式会社イー・ビー・アイ・マーケティング 
・代表取締役:荒川由紀
・店舗所在地 :〒135-0063  東京都 江東区有明一丁目3-25
・TEL : 03-5962-4676
・営業時間 :11:00-20:00
・定休日 :なし
・ショールーム面積 :約 289㎡(デッキスペースも含む)
※なお新型コロナウイルス感染予防の対策として、当面の間ストアでは入店制限等を実施中だ。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。