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2017年11月30日【テクノロジー】

マヒンドラとルネサス、フォーミュラEで技術提携

坂上 賢治

 

インドなど新興市場向けの電気自動車、パワートレイン、ADASなどの開発・製造に向けて

 

インドでEV開発を行うマヒンドラ(Mahindra & Mahindra, Ltd.)と、ルネサス エレクトロニクス株式会社は11月30日、フォーミュラEで戦略的提携を締結した。これはマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームが、ルネサスをオフィシャル・テクノロジー・パートナーとして迎えたことで成立したもの。

これに併せて一般のEV開発でも、フォーミュラEを技術開発のプラットフォームとして活用する、マヒンドラの「Race to Road方針」(レースで使用した技術を量産車に適用する方針)に基づき、レーシング・カー及び量産車のPoC(proof-of-concept:プロトタイプ実装に際しての機能検証工程)の開発を含め、幅広く提携していくことも含まれていると云う。

 

 

この戦略的提携を通じて、両社はそれぞれの強みを持ち寄り、インドなど新興市場向けのEV、パワートレイン、ADASなどの開発・製造に向けて提携関係を拡大していく。

これついてマヒンドラのManaging Director兼Mahindra Racing UKのChairmanであるDr. Pawan Goenka(パワン・グエンカ)氏は、「フォーミュラE選手権シーズン4の開幕にあたり、ルネサスをマヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームの主要なテクニカル・パートナーとして迎えることを大変嬉しく思います。

フォーミュラEはマヒンドラのEV技術・ノウハウの発展に資するものであり、また、今回のルネサスとの戦略的提携により、EV技術の開発は加速すると考えています。

ルネサスと提携することで、同社の車載半導体での知見を活かして、マヒンドラのフォーミュラE選手権でのポジションを押し上げ、急成長中のインドEV市場に於いて、引き続きパイオニア的存在たり得ることを期待しています」と述べている。

 

 

一方、ルネサスの執行役員常務の大村 隆司氏は、「インドはルネサスが注力する市場の一つであり、特にEV分野を中心に、今後の事業拡大が期待されます。

インド政府は2030年までに、インドで販売される全自動車をEVのみに制限する政策を発表しており、今後インドのEVとしては膨大な市場機会が広がっています。

マヒンドラとの今回の提携を通じて、ルネサスは卓越した設計技術をオープンで包括的なプラットフォームである“Renesas autonomy™”に搭載し、インド市場に提供できることを嬉しく思っています。

マヒンドラ・レーシング・フォーミュラEチームのスポンサーとなることも非常に光栄であり、当社の先進的な半導体技術によって、マヒンドラのEVの性能やレーシング・チームのパフォーマンスの引き上げに貢献したいと考えています」と語っている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域の取材活動を経て同社出版局へ。コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に環境&リサイクル紙、車両ケア&整備ビジネス専門誌等の創刊誌編集長を歴任。独立後は一般誌、Web媒体上でジャーナリスト活動を重ね30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。