NEXT MOBILITY

MENU

2020年1月10日【アフター市場】

東京オートサロン2020、幕張メッセで今年も開幕

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 さらに新たなスピンオフ企画として今回からBtoB向けイベントとして「オートサロンテック2020(AUTOSALON TECH 2020/幕張メッセ国際会議場)」も同時開催されている。

 

 

これはMaaS、カーシェア、5G、自動運転、新素材を生かした新しい乗り物、eスポーツ(e-Sports)など、未来のモビリティを考える場を、特設展示場&セミナーという形で無料で展開するというもの。

 

同イベントは、ここ数年の自動車を取り巻く社会環境の変化を捉え、東京オートサロンを通して「社会とクルマとの関わり」を独自の視点で解きほぐしていく意向のようだ。

 

特に初日のセミナーには力を入れ、相次ぐ登壇者を介して最新のMaaSに関わる情報発信を行っていた。

 

 

この初日のセミナーは活況で、東京オートサロンの運営側としては、来年以降も規模や趣向を再検討し、実施内容と密度をさらに高めていきたいと話す。ちなみに特設展示は、2日目以降も引き続き実施された。

 

 なお東京オートサロン2020は、開催初日から開催の様子をYouTube上でリアルタイム動画として生中継< https://youtu.be/FUApj9gPj_k  >並びにアーカイブしている。

 

3日目の全生中継も初日、2日目に続き以下のURLにて配信された< https://youtu.be/mTiBzKGpKK8 >。なお2日目以降の配信分はリアルタイム配信のため会期終了後にはリンク切れになる可能性がある。東京オートサロンYouTubeチャンネル自体のURLは右記となる。< https://www.youtube.com/channel/UCgAh9SlY8qwlw-tnEc-A9FA >

 

 

公式の動画配信のアジェンダ(参考)は本記事末尾の通り。ちなみに東京オートサロンの来場規模は、既に2015年から5年連続で30万人 の大台を超えを続けており、昨年は過去最高の33万666人の来場者数を記録した。

 

開催側では今年も同水準の来場者を見込んでいたが、その2020年の結果は、先の会期3日間で、過去最多の来場者数を記録して幕を閉じた。今38回(2020年)の通算来場者数は延べ33万6060人と前回比101.6%を記録。

 

出展者数では、前回2019年実績の426社を102.8%上回る438社。続くブース総数では、同じく前回実績の4千175小間を101.6%上回る4千242小間。出展車両台数に関しては、前回実績比906台から88.3%下回る800台となった。なお次回2021年は1月15日(金曜日)から17日(日曜日の)の3日間、幕張メッセで開催される。

 

以下は今38回初日の動画配信進捗(金曜日・参考)
12:45 – 14:00 スタジオからご挨拶 ~ オープニングセレモニー
14:00 – 15:00 吉田由美・まるも亜希子の「クルマ業界女子部」
15:30 – 17:30 SUPER GT AUCTION-TAS
18:00 – 18:30 コンパニオンアピールタイム
18:45 – 19:00 クロージングトーク
*上記時間以外は出展ブース車両紹介あり。
出演:辻野ヒロシ、桃原美奈、宮本りお(スペシャル ナビゲーター)

 

以下は今38回2日目の動画配信進捗(土曜日・参考) 
08:50~09:00  2日目オープニング スタジオからご挨拶
09:00~10:00  コンパニオンアピールタイム
10:00~11:00  みんなの未来 クルマの未来 学校出展者による未来予想
11:00~11:10  走行会場
11:15~12:05  ドリフト デモラン
13:00~15:00  GOODRIDE 日本レースクイーン大賞2019 表彰式
15:00~15:30  ドリフト デモラン
15:35~15:45  走行会場
16:00~17:00  コンパニオンアピールタイム
18:45~19:00  2日目クロージング

 

以下は今38回3日目の動画配信進捗(日曜日・参考)
08:50 – 09:00  オープニング ~ スタジオからご挨拶
09:00 – 10:00  コンパニオンアピールタイム
10:00 – 11:00  東京国際カスタムカーコンテスト2020表彰式
11:00 – 12:15  東京国際カスタムカーコンテスト2020総評 各媒体編集長による2020年トレンド予想
14:05 – 15:00  走行会場 ~ ドリフト
16:00 – 17:00  モータースポーツ媒体編集長による2020年シーズン・見どころ
17:45 – 18:00  クロージングトーク

 

さらに以下は出展社のLIVE配信情報
TOYOTA GAZOO Racing
1/10(金)、1/11(土)、1/12(日)
9:30 – LIVE | TOKYO AUTO SALON 2020 | TOYOTA GAZOO Racing

 

ホンダ
1/10(金)
10:00 - 「東京オートサロン2020」Hondaブース プレスカンファレンス
https://www.youtube.com/watch?v=LOWBQ5OuVlo
14:30 - SUPER FORMULA / SUPER GTキックオフミーティング
https://www.youtube.com/watch?v=LOWBQ5OuVlo

 

日産自動車
1/10(金)
11:30 - #SuperGT GT500クラス日産系ドライバー体制発表記者会見
https://www.youtube.com/watch?v=QuHbgmvgjqQ
14:00 - KONDO Racing x NISSANトークショー #TAS2020
https://www.youtube.com/watch?v=0A9Pj3kMC0c
15:00 - GT-Rトークショー(1)
https://www.youtube.com/watch?v=S9vb2y4OvIU
18:30- SuperGT GT500クラス日産系ドライバーインタビュー
https://www.youtube.com/watch?v=I8Ag-3q3vHY

1/11(土)
9:20- #TAS2020 日産ブースステージプレゼン〜ピットワークシミュレーション
https://www.youtube.com/watch?v=crLahBAjVYU
13:30 - GT-Rトークショー(2)
https://www.youtube.com/watch?v=qhyfgqrAm4M
16:00 - 松田次生選手x自動車ジャーナリスト国沢光宏氏トークショー
https://www.youtube.com/watch?v=jDzOXen0Ssw

1/12(日)
16:00 - #SuperGT トークショー #TAS2020
https://www.youtube.com/watch?v=IDeQsePiWbM
16:10 -  #TAS2020 日産ブース ピットワークシミュレーション〜グランドフィナーレ
https://www.youtube.com/watch?v=3G1QBYt2-Ro

 

SUBARU/STI
1/10(金)
11:00 - 東京オートサロン2020「SUBARU LIVE」
https://www.youtube.com/watch?v=oVINlh9fn1A

 

(以上、1月13日に入場者数などの開催記録を追加、記事内容を修正しました)

 

同記事のトップページへ戻る

1 2 3 4
CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。