トヨタは4月12日、新型BEV「bZ4X」を5月12日（木）に発売すると発表した。

「bZ4X」は、コンセプトを「Activity Hub」として、乗員全員が楽しい時間や空間を共有できる、ワクワク感のあるクルマを目指し、インテリア、スタイリング、運転感覚、走行性能など、各分野で革新にチャレンジしたという。

「bZ4X」は、e-TNGAの考え方に基づくBEV専用プラットフォームをスバルと共同開発し、初採用。低重心化、高剛性化を推進している。

安心、安全面では、高い電費性能（128Wh/km）、実用上十分な航続距離（559km）を確保。また世界トップレベルの電池容量維持率（10年後90％）を目標に開発、安心して長く使えるBEVを追求した。

また、電池自体の安全性追求に加え、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」や全方位衝突に対応するボディ構造、衝突時の保護性能確保に寄与する電池パックを採用するなど、より安全なBEVを追求したとしている。

なお、日本においては、BEVの電池性能・メンテナンス・残価に関する不安の解消と、電池を全数管理し3R（リビルト・リユース・リサイクル）を含め無駄なく使いCNに貢献するため、全数リースで販売を行う。個人の顧客にはサブスクリプションサービス「KINTO」専用プランで提供する。

5月12日より第1期として3,000台分の申込み受け付けを開始。秋口に第2期、以降順次申し込みを受け付け、初年度は5,000台分の生産・販売を予定している。