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2022年12月22日【新型車】

VW、新型ID.4標準グレードを来年第2四半期以降に発売

坂上 賢治

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導入記念特別仕様車「Launch Edition」販売好調で来年の販売を前倒し

 

フォルクスワーゲンジャパン(VWJ)は12月22日、フル電動SUV「ID.4」の標準グレードを同日より先行受注受付する。なお発売は、来年の第2四半期以降になる。

 

 

グレード展開は、エントリーグレードのID.4 Lite( 税込希望小売価格5,142,000円 )と、上級グレードのID.4 Pro( 税込希望小売価格6,488,000円 )の2グレード展開となる。

 

 

新型「ID.4」については当初VWJでも、日本国内市場初のEV導入のため懸念も多かった様子で、今年11月に売り出した〝ローンチエディション〟では、複数の購買促進策を敷いた上( 買取価格保証型残価設定ローンの特別金利・残価設定 + 普通充電器設置費用の10万円分サポート + プレミアムチャージングアライアンスの充電ネットワークの利用 + 販売店設置の90kW以上の急速充電器の60分/月迄の無償提供を登録から1年間 )で限定販売とした。

 

 

しかし結果は、多くの販売拠点で在庫完売又は品薄となってきている。そこで2023年は、同年第2四半期以降の販売分となる標準グレードの販売活動を前倒し販売する。

 

ちなみに来年生産モデルもバッテリー容量等、従来モデルとの変更は無いが、若干のハードウェアとソフトウェアの改良によって航続距離が延伸。そうした事から上記の通り希望小売価格も変更されている。

 

 

なお〝ローンチエディション〟に付帯された特典のうち評価が高かった独自の充電ネットワークでの急速充電器利用料金の60分/月無償提供/登録から1年間は、標準モデルでも一部内容を変更して継続される。

 

 

上記に係る変更内容は以下の通り。

(1)充電時にプレミアムチャージングアライアンスアプリのインストール必要。

(2)VW販売店外の加盟店に於いて、月額会員価格で充電器を利用する際には、別途入会金と月会費が必要。

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。