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2024年4月2日【新型車】

シャオミ、同社初の量産電気自動車SU7を正式発表

坂上 賢治

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中国の大手総合家電メーカーのシャオミ( Xiaomi Corporation / 小米集团並びに小米汽車 )は4月2日、同社初の量産電気自動車の「SU7( SU7の車名には、スピード・ウルトラ・セブンの意味を込めた )」を北京で正式に発売した。同社によると既に発売初日に88,898件以上の予約があったとしており、Pro版は4月から、Max版は5月から納品を開始する予定としている。( 坂上 賢治 )

 

 

このSU7は、CATL( 寧徳時代 )製のバッテリーを搭載( 車種グレード別に73.6kWh・94.3kWh・101kWhの3つ )。最上位モデルの航続距離は最大830キロ( 標準モデルは700キロ )を走破する。販売価格は21万5900元( 約450万円 )からとしており、米テスラ・モデル3よりも3万元( 約60万円 )安い価格設定とした。

 

ボディサイズは全長4997mm、全幅1963mm、全高1455mm、ホイールベース3000mm。最高速度は265km/h、0-100km/h加速は2.78秒、フランク( 前方トランク )容量105L・後方トランク容量517Lなど、テスラ並びにポルシェパナメーラを架装競合に据えた製品提案を行った。それゆえ、Maxグレードには前後にモーターを搭載したAWD仕様とするなど、スペックや搭載装備もこれら競合を上回る製品価値を訴求している。

 

 

またXiaomi SU7 ProとMaxバージョンは、NVIDIA DRIVE Orin コンピューティング プラットフォームをベースに、ルーフ上にhesai technology co. ltd( ヘサイテクノロジー )の高性能AT128長距離ライダーを搭載した。このAT128ライダーは128個の独立したVCSELレーザーを備えた高いイメージング機能と長距離検出を可能にするという。

 

従って自動運転機能についても、現時点で欧米での主流であるレベル2+以上を実現させたい意気込みを見せており、シャオミでは、ソフトウェアとハ​​ードウェアの相乗効果により、自らの力だけで知覚機能の信頼性を大幅に向上させられることを打ち出し、今後はインテリジェント運転機能のリーダーとしての地位を確立すると謳っている。

 

 

加えて先の3月のSU7の製品プレゼンテーションで登壇したシャオミの雷軍・最高経営責任者( CEO )によると、自社の最大の強みは「スマートデバイス+モビリティ+住宅や建築物」のインフラ等を包括したIoT系エコシステム( 生態系 )の構築にあると語っている。

 

ゆえにシャオミとしては、中国当地に於ける総合家電メーカーとしての立ち位置を活かして将来的には、「人間、車両、住宅のエコシステム」戦略に焦点を当てて、Hesa​​iとの協力も深めていくことに取り組むとしている。

 

Xiaomi EV Launch March 2024(YouTube)

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。