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2018年8月20日【自動車・販売】

ヤマハ、二輪整備士の世界一を決める世界大会WTGP2018開催

NEXT MOBILITY編集部

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なお、この世界大会に先駆けて、世界22カ国/地域のYTA認定整備士の中から各国地域の代表を決める予選大会を行う。

 

ちなみに、YTAとは「世界中のヤマハ販売店で、どこでも均一で高品質なサービスが受けられること」を目的に掲げ、同社が2000年から実施しているもの。2018年7月現在、46拠点・約3万4000人がYTA認定整備士としての資格を有している。

 

 

参加人数は国や地域によって異なるが、先日7月4日(水)に開催した日本大会決勝では約2200人の整備士の中から1名の日本代表選手が決定。

10月17日の本戦では、19の国・地域からなる21名の整備士達が、静岡・磐田のヤマハ発動機本社に集結し、世界一の整備士を決める予定だ。

 

 

この大会の競技種目は、故障診断競技とお客様対応競技の2種類。大会で優勝するためには、「高い整備技術」、「わかり易い説明」、「感動する対応」の3つの条件が不可欠となる。

 

 

同社は、これらを「即席ではなく、普段の仕事から身に付けていくもの」だとし、今回開催するWTGP2018を通じ、二輪整備士により高いモチベーションとさらなるスキルアップの喚起を促すことを目的にしている。

 

また、それらにより、ヤマハのバイクを扱う世界の整備士のレベルアップによる顧客満足度の向上や、アフターサービスの重要性を各方面に周知したい意向だ。

 

 

【開催概要】

■大会名称

WORLD TECHNICIAN GRAND PRIX 2018 ※通称WTGP2018

(ワールドテクニシャングランプリにせんじゅうはち)

 

■開催日時

2018年10月17日(水)

 

■開催時間

9:00~16:40

 

■会場

ヤマハ発動機株式会社(静岡県磐田市新貝2500)

開閉会式:コミュニケーションプラザ3F

競技  :YTAグローバル教育センター

 

■競技内容

  1. 故障診断競技 :不具合想定車両での的確な故障診断と修理技術
  2. お客様対応競技:納車時における修理結果の説明および純正部品の訴求を含めたアドバイス

 

■競技クラス2クラス制

スポーツモデルクラス/ コミューターモデルクラス

 

■目的

ヤマハ二輪整備士のスキルアップの喚起およびモチベーションの向上による顧客満足度向上を図る。また二輪業界全体の整備士の地位向上を目指す

 

■大会スケジュール(予定)

9:00~開会式

(代表取締役 副社長執行役員 渡部 克明からの開会挨拶、競技説明、選手宣誓、開会宣言)

10:00~午前競技開始(故障診断競技、お客様対応競技)

13:00~午後競技開始(故障診断競技、お客様対応競技)

16:00~表彰式

(執行役員 CS本部長 田中 康夫による講評、優勝者インタビュー、代表取締役社長 社長執行役員 日高 祥博(※)による総評、記念撮影)

16:40終了

 

■特設ホームページ(日本語)

https://global.yamaha-motor.com/business/mc/wtgp2018jp/

※本大会への一般観客の来場はできない

 

 

【参考動画】

ヤマハ ワールドテクニシャングランプリ2018大会告知/ヤマハ発動機 公式チャンネルより
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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。