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2024年7月10日【事業資源】

オートバックス、「オートバックスカーズ」をリブランディング

坂上 賢治

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オートバックスセブンが展開する車買取・販売事業「オートバックスカーズ」は、11年振りとなるリブランディングを行い、2024年10月1日(火)よりWebサイト、販促物、店舗看板などに於いて新ブランドロゴを順次導入する。

 

同社は、1996年より中古車事業を開始し、2002年からオートバックスカーズとして車買取・販売のフランチャイズを展開。現在、直営店を含めると全国に393店舗(2024年6月末時点)を展開している。

 

そうした事業立ち上げ当初より「正直商売」を事業理念に掲げ、中古車業界の透明性向上を目的に、当時の中古車業界では馴染みの薄かった車買取見積書の発行やシステムを使った査定による統一的な車買取価格の算出を行ってきた。

 

こうして顧客に真摯に向き合ってきた姿勢は、以降に於いて着実の評価を積み上げ、2023年オリコン顧客満足度調査「車買取会社 担当者の接客力」で5年連続で1位に選出されるまでになったのだという。

 

そこでオートバックスカーズは今後、ステークホルダーからの更なる期待に応えるべく、フランチャイズ加盟をグループ外に広げ2025年4月から新たにスタートを切る。これを契機に車買取を軸足にした販売についても強化・進化を図りつつ、11年振りとなるリブランディングの成功を目指していきたい考えだ。

 

■オートバックスカーズの事業理念
 「正直商売」 健全で正直な車取引を通じ、オートバックスカーズに関わる全ての方に安全・安心・感動をお届けする

 

■使命
 ・安心して車の売買ができる場と体験、そして安全なサービスを提供する
 ・中古車業界の健全化を進め、今後の自動車業界・クルマ社会に新しい価値を提供する

 

■ロゴデザイン
 「力強さ」を表現するブラックの背景に、「正直商売」を表現するホワイトのマーク
をあしらっていた。それは、これまでは無在庫でのネット販売を主体としていたためで、それゆえ@を象徴的に使っていた。

つまり今後、@を使用しないデザインへの変更は、買取を軸足とした取引・販売台数の更なる拡大への強化・進化を表現している。

 

 

オートバックスセブンでは、「今後オートバックスカーズは〝車買取・販売事業のオートバックスカーズ FC加盟を募集開始〟にてお知らせの通り、これまでオートバックスグループに限定してフランチャイズ展開していた同事業をさらに拡大・発展させるべく、フランチャイズ加盟をグループ外に広げ、2025年4月より運営を開始する予定です。

 

従って既存のオートバックスカーズ加盟店(フランチャイズ店舗)、直営店舗、新規加盟店舗共にリブランディングした統一ブランドロゴにて展開してまいります」と話している。

 

・オートバックスカーズFC加盟募集専用サイト:https://www.autobacs.com/cars/fc/top.html

 

・ニュースリリース「車買取・販売事業のオートバックスカーズ FC加盟を募集開始」:https://www.autobacs.co.jp/ja/news/news-202403051000.html

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。