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2024年4月18日【ESG】

BS、ESG投資の代表的な株式指数に6年連続で選定

坂上 賢治

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ブリヂストン・ロゴ

ブリヂストン(BS)は4月18日、ESG投資の世界的な株式指数である「FTSE4Good Index Series」の構成銘柄に選定された。今回で6年連続、11回目の選定になる。また、国内の企業を対象とした「FTSE Blossom Japan Index」にも6年連続で選定されている。

 

「FTSE4Good Index Series」および「FTSE Blossom Japan Index」は、FTSE Russellが開発した株式指数で、それぞれグローバル、日本の企業を対象に「環境」、「社会」、「ガバナンス」の3つの観点から企業の取り組みを評価し、基準を満たした企業が選定される。

 

ブリヂストンは、昨年と比較して全ての観点においてスコアを向上させており、「環境」、「社会」では5段階評価の最高評価を獲得。同社によると、特に評価に繫がったと認識している取り組みは、以下の通りとしている。

 

▶ 環境
公平かつ持続可能な水資源の利用に向けた「ウォータースチュワードシップポリシー」に基づき、水ストレス地域に立地する生産拠点を中心に、地域の水事情を踏まえた具体的なウォータースチュワードシッププランを策定し、実行していること。近隣企業とのパートナーシップにより地域全体の取水量を削減するなど、水ストレス地域におけるステークホルダーとの協働にも積極的に取り組んでいること。

 

▶ 社会
「グローバルサステナブル調達ポリシー」の展開や、サプライヤーに対するアセスメント結果のモニタリングと改善に向けた支援の実施、第三者機関を通じた継続的な現地監査の実施など、持続可能なサプライチェーンの実現に向けた活動を強化していること。

 

▶ ガバナンス
「グローバル贈収賄防止ポリシー」の改訂や、グループ全体において贈収賄防止に関する教育活動を実施していること。また、当社と関係する代理店・仲介業者に対するデューディリジェンス活動として、贈賄等に関するリスク情報を審査する仕組みを新たに導入するなど、倫理的意思決定やコンプライアンス遵守の仕組みづくりを推進していること。

 

なお上記取り組みの詳細は、「Bridgestone 3.0 Journey Report(統合報告2023)」またはブリヂストン公式サイトの「サステナビリティ」を閲覧されたい。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。