いすゞ自動車は4月1日、連結子会社のすゞリーシングサービス(ILS)と同社の完全子会社のUDフィナンシャルサービス(UDFS)の合併を2024年7月1日付で行うことを両社の取締役会にて決議したことを明らかにした。
いすゞグループ傘下のILSとUDFSは、設立以来、メンテナンス・リースを中心に、自社顧客の効率的な経営と安心できる稼働を支えてきた。しかし今回、いすゞ・UD両ブランドのリース会社を統合することで両社の強み、知見、経営資源を集約・最大活用することによって、いすゞグループ内部のリース会社として競争力を高めたい意向だ。
いすゞ・ILS・UDFSでは今統合について、「カーボンニュートラルやCASE、ドライバー不足をはじめとする、国内トラック市場が直面する環境の激変に対応し、お客さまと社会の課題を積極的に解決することで、持続可能な社会の実現を目指してまいります」と話している。
<合併当事会社の概要>※4月1日時点
ILS
会社名 :いすゞリーシングサービス株式会社
本店所在地 :横浜市西区高島1丁目2番5号
代表者 :代表取締役社長 中俣直人
事業内容 :自動車リース及びその他付随事業等
資本金 :14,375百万円
設立年月 :2013年4月
決算期 :3月31日
株主 :いすゞ自動車販売株式会社:51%
伊藤忠商事株式会社:49%
UDFS
会社名 :UDフィナンシャルサービス株式会社
本店所在地 :横浜市西区高島1丁目2番5号
代表者 :代表取締役社長 杉田真一
事業内容 :自動車リース及びその他付随事業等
資本金 :240百万円
設立年月 :2009年3月
決算期 :3月31日
株主 :いすゞリーシングサービス株式会社:100%
※合併後はILSが存続会社となる。
※合併後、存続会社の名称、所在地、代表者の役職・氏名、事業内容、資本金および決算期に変更はないとしている。