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2024年2月8日【人事】

スバル、2024/4/1付・組織改正と執行役員の異動等

NEXT MOBILITY編集部

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SUBARU・ロゴ

スバル(SUBARU)は2月8日、2024年4月1日付(3月31日付含む)の組織改正と執行役員の異動、担当業務の変更を、以下の通り発表した。

 

同社では、2023年6月に発足した新経営体制の下、2023年8月の方針発表を皮切りに各種取り組みの推進ならびに情報発信を行ってきたが、一方で昨今の事業を取り巻く環境は、非連続かつ従来にないスピードを持って変化。

 

それらの変化に対して、新たな組織および役員の体制下で、新体制方針に掲げる「モノづくり革新」と「価値づくり」を加速させることを主眼に、全社組織の横串機能強化と執行責任の明確化ならびに具現化していく体制とすることで、核心的重点テーマへの取り組みのスピードアップと全体最適化の実現を目指すと云う。

 

1.組織改正(2024年4月1日付)

(1)自動車事業に5つのCXO(Chief X Officer)を新設

①CMzO(Chief Monozukuri Officer):最高モノづくり責任者

開発手番、部品点数、生産工程の半減および世界最先端の「モノづくり革新」を牽引。

 

②CBBO(Chief Battery Business Officer):最高バッテリービジネス責任者

電池の安定調達、競争力、事業性の確保など、電池事業全体の進捗推進。

 

③CDCO(Chief Digital Car Officer):最高デジタルカー責任者

クルマのデジタル化を通じた世界最先端の「価値づくり」を牽引。

 

④CCBO(Chief Connected Business Officer):最高コネクトビジネス責任者

主にアウトカー領域での世界最先端の「価値づくり」を牽引。

 

⑤CCIO(Chief Cost Innovation Officer):最高コスト改革責任者

競争力ある原価実現のための全社統括。

 

(2)「モノづくり革新」「価値づくり」に関わる組織・機能の再編・強化

①価値づくり推進室の新設

商品ポートフォリオ戦略機能強化を目的に経営企画本部に価値づくり推進室を新設する。

 

②商品企画本部の機能再編

商品企画本部を商品事業本部に改称し、ICE(*1)系(含 ハイブリッド)に特化した商品の競争力維持、向上のための企画開発、販売後の車両の商品力向上や「減価ゼロ」企画等を推進する。

*1:ガソリンエンジンを含む内燃機関。

 

 

2.昇任執行役員(2024年4月1日付)
、氏名、現>
常務執行役員、渡邊 郁夫、執行役員 モノづくり本部長 兼 群馬製作所長

 

 

3.新任執行役員 (2024年4月1日付)

、氏名、現>

執行役員、柴田 英司、技術本部ADAS開発部長 兼 上級プロジェクトゼネラルマネージャー

 

執行役員、板東 信行、モノづくり本部副本部長

 

執行役員、辻 裕里、IT戦略本部副本部長 兼 サイバーセキュリティ部長 兼 総務部上級担当部長

 

執行役員、草深 英行、技術本部副本部長 兼 技術管理部長 兼 人事部担当部長

 

 

4.退任執行役員(2024年3月31日付)
<氏名、現>
– 戸塚 正一郎、常務執行役員 航空宇宙カンパニー プレジデント(4月1日付でスバルの顧問に就任予定)

 

– 永江 靖志、執行役員 IR部長 兼 総務部長(4月1日付でスバルリビングサービス株式会社 の専務取締役に就任予定)

 

– 奥野 竜也、執行役員 カスタマーサービス本部長(4月1日付でスバル用品株式会社の専務取締役に就任予定)

 

 

5.執行役員の担当業務の変更(2024年4月1日付)
<役職 氏名、新・主な担当分野と業務執行責任範囲[委嘱]、旧・主な担当分野と業務執行責任範囲[委嘱]>
– 社長 大崎 篤、CEO(最高経営責任者)[━]、CEO(最高経営責任者) 航空宇宙カンパニー[─]

 

– 副社長 早田 文昭、秘書室,人事部,営業,マーケティング,原価,調達[━]、秘書室,人事部,営業,マーケティング[─]

 

– 常務執行役員 小林 達朗、CBBO(最高バッテリービジネス責任者)[━]、人事部[人事部長]

 

– 常務執行役員 江里口 磨、CQO(最高品質責任者) 品質保証本部,カスタマーサービス本部[品質保証本部長 兼 品質保証統括室長 兼 カスタマーサービス本部長]、CQO(最高品質責任者) 品質保証本部[品質保証本部長 兼 品質保証統括室長]

 

– 常務執行役員 阿部 一博、CCBO(最高コネクトビジネス責任者)[━]、CIO(最高情報責任者) IT戦略本部[IT戦略本部長]

 

– 常務執行役員 戸田 真介、海外第二営業本部,経営企画本部,広報部,IR部[海外第二営業本部副本部長 兼 経営企画本部副本部長]、海外第二営業本部,経営企画本部[海外第二営業本部副本部長 兼 経営企画本部副本部長]

 

– 常務執行役員 福水 良太、モノづくり本部[モノづくり本部長 兼 群馬製作所長]、SIA(*2)[SIA 社長]

 

– 常務執行役員 渡邊 郁夫、CMzO(最高モノづくり責任者)[技術本部副本部長]、製造本部[モノづくり本部長 兼 群馬製作所長]

 

– 執行役員 村田 眞一、リスクマネジメントグループ,渉外部,知的財産部,総務部,サステナビリティ推進部[リスクマネジメント・コンプライアンス室長]、リスクマネジメントグループ,渉外部,知的財産部[リスクマネジメント・コンプライアンス室長]

 

– 執行役員 植島 和樹、商品事業本部[商品事業本部長]、商品企画本部[商品企画本部長]

 

– 執行役員 加藤 章浩、部品用品本部[部品用品本部長]、国内営業本部[国内営業本部長]

 

– 執行役員 中沢 克文、国内営業本部[国内営業本部長]、部品用品本部[部品用品本部長]

 

– 執行役員 河合 功介、CCIO(最高コスト改革責任者) コストイノベーション推進部,経営企画本部,技術本部,商品事業本部,調達本部[コストイノベーション推進部長 兼 経営企画本部副本部長 兼 技術本部副本部長 兼 商品事業本部副本部長 兼 調達本部副本部長]、コストイノベーション推進部,経営企画本部[コストイノベーション推進部長 兼 経営企画本部副本部長]

 

– 執行役員 齋藤 義弘、航空宇宙カンパニー[航空宇宙カンパニー プレジデント]、航空宇宙カンパニー[航空宇宙カンパニー ヴァイスプレジデント 兼 事業計画部長]

 

– 執行役員 堀 陽一、CTO室,経営企画本部[CTO室長 兼 経営企画本部副本部長 兼 価値づくり推進室長]、CTO室,経営企画本部[CTO室長 兼 経営企画本部副本部長 兼 経営企画部長]

 

– 執行役員(新任) 柴田 英司、CDCO(最高デジタルカー責任者) 技術本部[技術本部副本部長]、技術本部ADAS開発部長 兼 上級プロジェクトゼネラルマネージャー

 

– 執行役員(新任) 板東 信行、SIA(*2)[SIA 会長]、モノづくり本部副本部長

 

– 執行役員(新任) 辻 裕里、CIO(最高情報責任者) IT戦略本部[IT戦略本部長]、IT戦略本部副本部長 兼 サイバーセキュリティ部長 兼 総務部上級担当部長

 

– 執行役員(新任) 草深 英行、人事部[人事部長]、技術本部副本部長 兼 技術管理部長 兼 人事部担当部長

 

*2:SIA= Subaru of Indiana Automotive, Inc.

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。