NEXT MOBILITY

MENU

2024年3月8日【イベント】

アキッパ、JR四国の駐車場貸し出しを開始

坂上 賢治

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

駐車場予約アプリ「akippa(アキッパ)」を運営するakippaは3月8日、四国旅客鉄道(JR四国)が管理している駅前の駐車スペースの貸し出しをアキッパにて開始する。

 

駅前に誰でも事前予約できる駐車場が増えることで、車で駅まで向かう人はもちろん、周辺にアクセスする人の利便性向上が見込まれる。両社で四国にて駐車場活用を進めることで、アクセスしやすいまちづくりに貢献していく構えだ。

 

JR四国は1987年に設立された鉄道会社。翌年1988年には瀬戸大橋を通るマリンライナーが開通し、通勤・通学など地域の方の日常生活を支えることはもちろん、瀬戸内海の風景を楽しむ行楽の一つとしても愛されている。

 

四国は自然が豊かで観光名所も数多く存在することから、多くの旅行客が訪れる。また地域居住者も駅までの移動や、周辺地域への外出時の自動車利用者も一定数存在する。しかし訪問場所によっては駅前にコインパーキングがない場所もあり、JR四国では駅前にある空きスペースの活用を模索していた。

 

そこでアキッパが、駅前の空きスペースを予約制駐車場として貸し出すことで、地域居住者はもちろん、土地勘のない観光客も駐車場を現地で探すことなく、スムーズにアクセスすることが可能となる。

 

また機器設置が必要なく、アスファルト舗装整備がされていない更地など様々なスペースを貸し出せるため、初期費用や手間を掛けることなく活用が可能となる。併せて駐車場として運営することで新たな収入源に繋げることができる。今後は両社で、駐車場の需要に応じて貸し出しエリアの拡大を検討していくという。

 

駐車場詳細
貸し出し開始日:2024年3月16日(土)
駐車場一覧(3月8日現在):
【予讃線】伊予市駅(愛媛県伊予市米湊)  
【高徳線】引田駅 (香川県東かがわ市引田)
【牟岐線】羽ノ浦駅(徳島県阿南市羽ノ浦町)
【土讃線】旭駅  (高知県高知市旭駅前町)     
     伊野駅 (高知県吾川郡いの町)      
     佐川駅 (高知県高岡郡佐川町) 
駐車場料金:30円/15分・300円/日(税込)
※ 伊予市駅前駐車場は 40円/15分・400円/日(税込)で利用可能。別途サービス料が掛かるケースもあり料金は変更となる可能性がある。

CLOSE

坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。