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2024年4月9日【イベント】

アウディ、スーパー耐久&GTWCアジア参戦チームをサポート

坂上 賢治

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アウディ ジャパンは、2024年度のスーパー耐久、GT World Challenge Asiaに参戦するAudi Sport customer racing 3チーム3台へのサポート体制を発表した。このアウディのレーシングモデルで参戦するチームを年間のレースウィークを通じて部品供給のサポートを行う。

 

 

参戦に係るサポート体制は以下の通り

 

アウディ ジャパン、Audi Sport customer racing 2024体制
今年度アウディ ジャパンは、Audi Sport customer racingプログラムにより、スーパー耐久シリーズST-ZクラスにAudi R8 LMS GT4で参戦する1チーム1台、ST-TCRクラスにAudi RS 3 LMSで参戦する1チーム1台、GT World Challenge Asiaシリーズに Audi R8 LMS GT3 Evo2で参戦する1チーム1台の合計3チーム3台のカスタマーチームをサポートする。

 

スーパー耐久(ST-Z:GT4、ST-TCR:TCR)
ST-Zクラスは、GT3とTCRのあいだを埋めるGT4マシンによって争われれる。なおアウディジャパンによるとAudi R8 LMS GT4は、市販モデルAudi R8 Coupéと60%以上の構成部品を共有しており、安全性、耐久性、整備性が高く、コストパフォーマンスに優れているという。

 

また今シーズンの ST-Zクラスには、スーパー耐久での経験も豊富で好成績を収めてきたTechno Firstが昨年に引き続き、TECHNO FIRST Audi R8 LMS GT4で参戦し、それをサポートする。

 

ST-TCRクラスは、FIA国際モータースポーツ競技規則及びWSC 世界スポーツコンサルティングよりBOPが発行されているTCR規格車両、及びTCR規格に準ずる車両によって行われるレースで、今シーズンの ST-TCRクラスには、Audi Team SHOW APEXが エヴァRT初号機 Audi RS 3 LMSで参戦する。

 

 

 

 

GT World Challenge Asia(GT3)
GT World Challenge Asiaシリーズは、FIA国際モータースポーツ競技規則及びその付則に準拠した日本自動車連盟(JAF)の国内競技規則及びその付則に従って行われる。2024年は海外を含め7会場14戦、国内では4会場8戦が予定されており、Audi R8 LMS GT3 Evo2で参戦するのは、昨年Amクラスを制したThe Spirit of FFF Racingとなる。

 

アウディ ジャパンは 2016年以来の通り、Audi Sport customer racingパーツトレーラーを全国のサーキットに配備して、レースに参戦するカスタマーチームをサポートする。

 

 

その体制は、専用のトレーラーにボディ、トランスミッション、エンジン等、レース車検に適合した約3,600アイテム、約16,000点の部品を積載し、いかなるレース展開にも対応できるように体制を整え、スーパー耐久、およびGT World Challenge Asiaに参戦するチームと共にサーキットを転戦する構えだ。

 

また、Audi Sportプログラムの一環として、High Performance Driver Trainingや新世代EV Audi e-tronのドライバビリティを体験するためのAudi e-tron tour experienceなどのプログラムを継続実施していく。

 

Audi Sport customer racing team 2024 参戦体制(4月9日現在:敬称略)

 

スーパー耐久(ST-Z:GT4)
#34 / TECHNO FIRST / TECHNO FIRST Audi R8 LMS GT4
A:加納 政樹、B:大草 りき、C:安田 裕信、D:平安山 良馬

スーパー耐久(ST-TCR:TCR)
#430 / Audi Team SHOW APEX / エヴァRT初号機 Audi RS 3 LMS
A:藤原 能成、B:霜野 誠友、C:加賀美 綾佑、D:西村 元希、E:田ヶ原 章蔵、F:木村 貴洋

GT World Challenge Asia(GT3)
#19 / The Spirit of FFF Racing / Audi R8 LMS GT3 Evo2
濱口 弘 / 大蔵 峰樹

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

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1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。