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2024年1月19日【社会インフラ】

AWS、日本国内クラウドに2兆2600億円を投資

坂上 賢治

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Amazon.com, Inc.傘下のAmazon Web Services, Inc.( AWS )は1月19日、日本国内向けクラウドサービスに係る顧客需要拡大に対応するべく、来たる2027年までに東京と大阪のクラウドインフラに2兆2,600億円を投資する計画を発表。AWSによると今投資計画は日本の国内総生産( GDP )に5兆5,700億円貢献し、国内で年間平均30,500人以上の雇用を支えると推計している。

 

そもそもAWSは2011年から2022年に掛けて既に日本国内に1兆5,100億円を投資しており、今投資による国内クラウドインフラへの総投資額は2027年までに約3兆7,700 億円に達する見込みであるという。

 

これを受けて平井卓也 初代デジタル大臣・自民党デジタル社会推進本部長は、「デジタル技術の活用は、各国の競争力の源泉となっています。

 

日本の産業競争力を強化するためには、デジタル産業基盤を国内に整備・確保することが不可欠です。特にデータセンターなどのデジタルインフラの国内での整備を進めていくことが重要です。これによって、AI をはじめとする重要な技術の国内での利用促進、開発力強化を進めることができます。

 

アマゾン ウェブ サービスによる、データセンター、デジタル人材育成、AI、再生可能エネルギーといった日本にとって重要かつ戦略的分野への長期的な投資を大いに歓迎します。

 

こうした投資によって、国内の雇用を創出し、生産性を向上させ、デジタルやグリーンといった成長市場を伸ばし、イノベーションを加速できるものと期待しています。今後も、日本のデジタル産業基盤の強化に向けて、アマゾン ウェブ サービスが更に大きな役割を担っていくことを期待しています」と同投資計画を歓迎した。

 

一方、アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社で代表執行役員社長を務める長崎忠雄氏は、「AWSは日本のお客様が安全性と拡張性に優れたクラウドインフラを利用し、デジタルトランスフォーメーション( DX )を加速させるため、そして今日の複雑な経済環境でビジネス成長を維持するために全力で支援してきました。

 

AWSのクラウドインフラへの投資は日本経済全体にポジティブな影響をもたらします。私たちの投資が、官民問わずさらに多くのお客様の DX を加速し、AI( 人工知能 )や機械学習といった最新のデジタルテクノロジーを利用できるようになると考えています。日本のデジタル経済の未来にコミットすることを大変うれしく思います」と語っている。

 

なおAWSは独立系ソフトウェアベンダーとシステムインテグレーター10万社からなるAWSパートナーネットワークを通じて、国内外のパートナーコミュニティと連携している。

 

2021年より、AWSパートナーネットワークは日本の47都道府県全てをカバー。日本企業14社が最上位のAWSプレミアティア サービスパートナーに認定され、そのうち8社( 日本電気、富士通、クラスメソッド、NTT データ、日立システムズ、サーバーワークス、SCSK、NHNテコラス )がAWSと戦略的協業契約を結んでいるとしている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。