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2023年10月20日【イベント】

キャビック、国内初の〝お荷物チェックインタクシー〟を始動

坂上 賢治

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一般乗用旅客自動車運送などを担うキャビック(京都市右京区、代表取締役社長:兼元秀和)は10月20日、京都に於いて国内初となるタクシーによる手荷物配送のワンストップサービス「先に運んどくわ〝お荷物CHECK INタクシー〟」を開始する。

 

この〝お荷物CHECK INタクシー〟の具体的なサービス詳細は、海外を含む遠方地から京都駅に降り立ったばかりの観光客が、観光スポットへの訪問を目的にタクシーに乗車。当該タクシーは、利用客を観光の目的地に送迎した後、そのタクシー利用客の手荷物を別途、宿泊予定先のホテルまで有料で輸送するというもの。

 

 

これにより駅からのタクシー乗車客は、大きな手荷物を持つことなく効率的に目的の観光スポットへの訪問ができるようになる。なおタクシーが、このようなタクシー利用客の荷物(貨物)だけを別途、運ぶ試みは国内初となる。

 

 

キャビックがこの〝お荷物CHECK INタクシー〟サービスを開始する理由は、京都市でインバウンド客の回復や修学旅行生の増加に伴い、タクシー不足、コインロッカー不足、市バスの混雑といった諸問題が発生しているため。

 

そこでキャビックは、今年6月に国土交通省が乗客と荷物を一緒に運ぶ「貨客混載」の規制が緩和されたことを受けて、タクシーでも貨物運送業と旅客運送業両方の許可を得れば荷物を運ぶことができるようにした。

 

 

そんな当該サービスの最も大きなメリットは、観光移動に係る重荷を負わない「気軽さ」さにある。つまり観光客自身が「荷物をホテルに輸送しなければならない」という旅行先の到着時にしか発生しない手間を、タクシーの予約と組み合わせることにより解消できるようになった。

 

なお同〝お荷物CHECK INタクシー〟サービスは、個人の観光客だけでなく、ホテルや旅行会社が自らのサービスの一環として観光客へ対して提示し、独自の当該サービスとして提供することもできる。

 

 

キャビックでは、「〝お荷物CHECK INタクシー〟を事前にご予約頂くことで、京都に到着してからもスムーズにタクシー移動ができるようになります。

 

タクシーが来なくて時間をロスしたり、コインロッカーを探すためだけに歩き回って体力を消耗するといった観光前のストレスがなくなります。

 

また観光地に着いてからも荷物を気にせず手ぶらで観光できるため、行ける場所、やれることが一層広がります。

 

 

当社では観光客と荷物をワンストップで送り届けることでオーバーツーリズムを解消し、京都市の観光のイメージアップに繋げいきたいと考えています」と話している。

 

なお手順を踏んだサービスの利用方法は以下の通り
(1)キャビックコールセンターに連絡し、乗車地、降車地、宿泊先、荷物個数を伝える。算出された貨物料金に問題がなければ了承し、宿泊先ホテルにキャビックが荷物を持っていくことを伝えておく。
(2)観光当日、乗車地でタクシーに荷物を載せて目的地へ。
(3)目的地までの料金と貨物料金を支払い降車。
(4)観光終了後、宿泊先で荷物を受け取る。

 

 

上記の結果、

・荷物はタクシー利用客の観光中に輸送され、後から荷物が届く心配がない。
・何人乗っても同一料金のため、家族やグループでの利用ができる。
・ビジネスや接待にも活用できる。

 

 

サービス概要
●サービス名:先に運んどくわ お荷物チェックインTAXI
●対応エリア:京都市内
●キャビックコールセンター:075-864-2100(受付時間:9:00-18:00)
※将来的にはアプリを利用し、予約から支払いまでワンストップ提供予定。
※事前予約制(流しや駅待ちの車両によるサービスの引き受けは不可)。
※旅客輸送後の貨物輸送サービスのため、荷物のみの輸送は行わない。
※貨物料金は距離で決定(最低1,500円~)。Googlemapの直線距離測定で算出。
※タクシー利用客の送迎に付随した貨物輸送のため、地域の物流網に影響を及ぼさない。

 

事業者概要
・会社名:株式会社キャビック
・住所:京都市右京区梅津段町8番地
・電話番号:075-861-1188
・創立:昭和37年1月
・代表者:兼元秀和

・車輌数
ジャンボハイヤー:8両
タクシー(普通車):111両
福祉車両:8両
計127両

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

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日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。