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2022年6月6日【経済・社会】

東名川崎~東京IC間工事・STEP2の内容(7/23~来年2月中旬)

NEXT MOBILITY編集部

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中日本高速道路(NEXCO中日本)東京支社は6月6日、昨年11月下旬より実施している、E1 東名高速道路(東名)の「東京インターチェンジ(IC)」から「東名川崎IC」間(東名多摩川橋)のリニューアル工事(STEP1)について、7月23日から引き続きSTEP2の工事を実施すると発表した。

NEXCO中日本・ロゴ

STEP2の工事は、現在実施しているSTEP1の昼夜連続車線シフト規制から、上り線の交通運用を「昼夜連続車線分離規制」および「夜間1車線規制」に切り換えて、7月23日から来年2月中旬まで行われる。NEXCO中日本は、上り線の平日夜間1車線規制時には渋滞が予測されるとして、E20 中央道などへの迂回を検討するよう呼び掛けている。

 

なお現在、STEP2の開始時期は当初予定より1ヶ月程度遅れているが、全体としての工事完了予定時期(2024年11月)に変更はないと云う。また、3段階目以降(STEP3~STEP6)の詳細な日程などについては、改めて案内するとのこと。

 

 

 

[STEP2の規制内容]

 

<期間>

・2022年7月23日(土)から2023年2月中旬まで

(7月23日より規制切り換え作業を予定。予備日:7月30日、8月6日)

 

※拡大図(PDF):https://www.c-nexco.co.jp/images/news/5435/d196556a08da92dfde76c77321c879e9.pdf

 

<規制内容>

 

・STEP2工事期間中、上り線の車線を分離する「昼夜連続車線分離規制(車線シフト・車線幅縮小)」を実施する。

 

(1)6車線を確保した上り線車線分離規制(平日5時~19時、土日・祝日)

 

 

(2)上り線夜間1車線規制:5車線を確保した上り線車線分離規制(平日19時~翌5時 ⇒ 翌日が土日・祝日の場合は土日・祝日の5時まで)

 

 

 

[リニューアル工事全体概要]

 

 

工事内容:老朽化した橋梁のコンクリート床版を新しいものに取り替える。

対象橋梁:東名多摩川橋(上下線)。
施工箇所

 

全規制期間:2021年11月下旬~2024年11月下旬(約3年間)

 

※他工事および工事作業手順上から、STEP2・4以外でも車線規制を行う場合がある。
※緊急工事等で、別途、車線規制を実施する場合がある。

 

<全体の交通運用計画>

 

工事を実施する東京IC~東名川崎ICは、日平均断面交通量が10万台を超える重交通区間であり、従来のリニューアル工事のように車線数を減少させた交通規制を実施した場合、大規模渋滞が発生することが懸念されるため、東名多摩川橋のリニューアル工事では、車線幅を縮小し既存の6車線を極力確保しながら工事を行う交通運用を採用。期間中は工事の進捗に合わせて交通運用の形態を大きく6つの施工ステップに分割して工事を行う(ステップ2・4では夜間の1車線規制を予定)。

 

<情報の確認方法>

 

■工事の概要や進捗、高速道路の安全な利用について:

・東名リニューアル工事(東名多摩川橋)専用WEBサイト:https://restriction.c-nexco.co.jp/ttRN_21a2/

 

■工事規制の予定:

・大規模工事規制情報<大規模工事規制ポータルサイト>:https://restriction.c-nexco.co.jp/
・工事規制情報<工事規制予定MAP>:https://construction.c-nexco.co.jp/

 

■リアルタイムの道路交通情報

・iHighway中日本:https://www.c-ihighway.jp/
・日本道路交通情報センター:

電話:050-3369-6666(携帯短縮ダイヤル「#8011」)
道路交通情報Now!!:https://www.jartic.or.jp/

 

 

[問い合わせ先]

 

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)

電話:0120-922-229(フリーダイヤル)
電話:052-223-0333 (フリーダイヤルが利用できない場合/通話料有料)

 

 

■(NEXCO中日本)東名リニューアル工事(東名多摩川橋)交通規制計画(STEP1~4)(PDF):https://www.c-nexco.co.jp/images/news/5435/ce042763a0968176135ed54bdc58a2be.pdf

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

山田清志

経済誌「財界」で自動車、エネルギー、化学、紙パルプ産業の専任記者を皮切りに報道分野に進出。2000年からは産業界・官界・財界での豊富な人脈を基に経済ジャーナリストとして国内外の経済誌で執筆。近年はビジネス誌、オピニオン誌、経済団体誌、Web媒体等、多様な産業を股に掛けて活動中。

佃 義夫

1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。