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2024年5月13日【イベント】

日産フォーミュラEチーム、独で連続表彰台

坂上 賢治

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現時点ではチームランキングを3位へと押し上げる

 

日産自動車は5月13日、ベルリンで開催されたフォーミュラE世界選手権シーズン10の第9戦と第10戦に参戦し、オリバー ローランド選手が両レースともに3位でゴールし表彰台を獲得した。

 

サッシャ フェネストラズ選手も力強い走りを見せて第9戦は9位に入賞したが、日曜日の第10戦では他のマシンとの接触によりリタイヤを喫した。

 

Photo Eric Alonso / DPPI

 

ダブルヘッダーとなる今回のレースで、ローランド選手は土曜日の決勝を15位からスタート、途中他車との接触でフロントウイングの一部を失ったものの、何度もオーバーテイクを決めて、順位を12位押し上げて3位でゴールした。

 

日曜日も同様に予選は16位スタートだったものの、レース序盤から順位を上げてトップ争いに食い込み、3位でゴールした。これにより両レースで合計30ポイントを獲得した。

 

過去3戦連続でポイントを獲得しているサッシャ フェネストラズ選手は引き続きポイント獲得を目指しレースに臨んだ。土曜日のレースでは16位からスタートし、ローランド選手と共に順位を追い上げ、途中他車との接触もあったものの挽回し、4戦連続のポイント獲得となる9位入賞を果たした。

 

17位からスタートした日曜日のレースでは何度もオーバーテイクを決めて順調に追い上げたが、激しいポジション争いの最中に、ライバル車がサッシャ選手のマシンに接触し、やむなくリタイヤとなった。

 

この今週末のレース結果により、日産フォーミュラEチームは、チームランキングで3位と順位を一つあげた。またドライバーズランキングではローランドは3位、フェネストラズは11位に位置している。

 

次戦のフォーミュラEは、5月24~26日に初開催となる上海国際サーキットで開催される。

 

Photo Eric Alonso / DPPI

 

オリバー ローランドがベルリンの表彰台でトロフィーを掲げる

 

この結果に際して日産フォーミュラEのゼネラルマネージャー兼日産フォーミュラEチームのマネージングダイレクターであるトマソ ヴォルペ氏は、「今シーズンにおいてローランドは6度の表彰台に上がり、そのうちの2回は今週末に達成しました。

 

予選結果は決して良いものではありませんでしたが、決勝では積極的な戦略が奏功し、素晴らしい結果を出してくれました。一方で、フェネストラズは本当に残念でした。

 

彼は両レースで良い走りをしていましたが、いずれもアクシデントがあり納得のいく結果ではありませんでした。今シーズンの残り6レースで、最善の結果を目指したいと思います」と述べた。

 

またオリバー ローランド選手は、「土曜日のレースは、接触を避けながらもハードに攻めないとポジションを落としてしまう、非常に激しいレースでした。

 

また後方からのスタートだったため、少しでも早く順位をあげるためにエネルギーを使い過ぎてしまったため、後半でのエネルギーマネジメントに苦労しました。

 

日曜日も本当に速く、激しいレースでした。誰もが積極的に攻めて、ポジション争いも多かったのですが、とても楽しかったですし、今週末2度目の表彰台に立てたことを嬉しく思います。15位、16位のスタートから3位でゴールできたことは素晴らしい結果であり、次のレースでも攻めの姿勢を維持していきたいと思います」と話している。

 

更にサッシャ フェネストラズ選手は、「土曜日は順調に追い上げていたものの接触により順位を落としてしまいました。

 

日曜日はエネルギーマネジメントもうまくいっていたし、マシンのフィーリングも良かったので、最後の数週を攻める準備はできていました。もっと上の順位を狙えたはずでしたが、このような不運が続いてしまい、非常に悔しく思っています」と語っている。

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。

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1970年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として自動車全分野を網羅して担当。2000年出版局長として「Mobi21」誌を創刊。取締役、常務、専務主筆・編集局長、代表取締役社長を歴任。2014年に独立し、佃モビリティ総研を開設。自動車関連著書に「トヨタの野望、日産の決断」(ダイヤモンド社)など。執筆活動に加え講演活動も。

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株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。