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2022年11月30日【エネルギー】

ENEOS、EV経路充電サービスの提供を開始

坂上 賢治

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ENEOSは11月30日、EV経路充電サービス「ENEOS Charge Plus」を開始した。

 

日本政府は、2050年カーボンニュートラルを目指し、EVを含めた電動車の普及を促進するため、2035年までに新車販売に於ける電動車比率を100%とする方針を示している。

 

またインフラ面に於いては、2030年迄にEV急速充電器30,000基+EV普通充電器120,000基の設置を目標に掲げている。

 

そうしたなENEOSは、2040年グループ長期ビジョンの実現に向け次世代型エネルギー供給・地域サービス事業の育成・強化するべくエネルギー供給体制に加え、モビリティおよび生活に関連するサービスをトータルで提供する事を目指す。

 

その一環としてEV経路充電ネットワークの拡充では、2022年6月に日本電気から承継した普通充電器約6,100基の運営に加え、急速充電器については2025年度時点で1,000基以上、2030年度時点で数千基~10,000基の設置を計画している。

 

 

そうした流れから同社は、11月21日に2カ所のSSに急速充電器を設置してENEOS Charge Plusのサービス提供を始動させる。

 

今後は2022年度中に約170基の急速充電器を設置していく事を皮切りに、全国12,000カ所超のSSネットワークを活かし、EV急速充電器の設置拡大に取り組んで行く構えだ。更にSSだけでなく、カーディーラー、商業施設、コンビニ等への設置も積極的に展開していくとしている。

 

サービスの特色
・基本料金無料の充電会員サービスを展開
・複数の決済手段(クレジットカード決済、WAON、nanaco)を使用可能。2023年2月頃からはEneKey決済の利用開始を予定。
・操作画面の見やすさなど利便性を高めた独自の急速充電器を展開

 

参考:「ENEOS Charge Plus」の急速充電器

 

11月21日(月)よりサービス展開するSSは以下の通り。

浦和美園SS
埼玉県さいたま市岩槻区美園東1-5-9

 

Dr.Driveセルフ日野店
東京都日野市上田114-1

※2022年度中に、Stellantisジャパン株式会社のディーラー店舗59か所、代官山T-SITEでサービス提供開始予定

 

ENEOS Charge PlusのWEBサイト

https://www.eneos.co.jp/chargeplus/

 

以下のサイトにて検索可能。
EV充電スポットは以下のサイトにて検索可能

https://www.eneos-ss.com/

 

 

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坂上 賢治

NEXT MOBILITY&MOTOR CARS編集長。日刊自動車新聞を振り出しに自動車産業全域での取材活動を開始。同社の出版局へ移籍して以降は、コンシューマー向け媒体(発行45万部)を筆頭に、日本国内初の自動車環境ビジネス媒体・アフターマーケット事業の専門誌など多様な読者を対象とした創刊誌を手掛けた。独立後は、ビジネス戦略学やマーケティング分野で教鞭を執りつつ、自動車専門誌や一般誌の他、Web媒体などを介したジャーナリスト活動が30年半ば。2015年より自動車情報媒体のMOTOR CARS編集長、2017年より自動車ビジネス誌×WebメディアのNEXT MOBILITY 編集長。

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1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

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1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

片山 雅美

日刊自動車新聞社で取材活動のスタートを切る。同紙記者を皮切りに社長室支社統括部長を経て、全石連発行の機関紙ぜんせきの取材記者としても活躍。自動車流通から交通インフラ、エネルギー分野に至る幅広い領域で実績を残す。2017年以降は、佃モビリティ総研を拠点に蓄積した取材人脈を糧に執筆活動を展開中。

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熊澤啓三

株式会社アーサメジャープロ エグゼクティブコンサルタント。PR/危機管理コミュニケーションコンサルタント、メディアトレーナー。自動車業界他の大手企業をクライアントに持つ。日産自動車、グローバルPR会社のフライシュマン・ヒラード・ジャパン、エデルマン・ジャパンを経て、2010年にアーサメジャープロを創業。東京大学理学部卒。

福田 俊之

1952年東京生まれ。産業専門紙記者、経済誌編集長を経て、99年に独立。自動車業界を中心に取材、執筆活動中。著書に「最強トヨタの自己改革」(角川書店)、共著に「トヨタ式仕事の教科書」(プレジデント社)、「スズキパワー現場のものづくり」(講談社ピーシー)など。