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2019年1月10日【オピニオン】

ジャガー・ランドローバー、世界規模で1割の人員削減へ

NEXT MOBILITY編集部

 

 同施策の実施についてジャガーランドローバーの最高経営責任者であるラルフ・スペッツCEOは、「当社は現在、自動車業界が直面している地政学的な課題や国際的な規制などを要因とする複数の課題に直面し、長期的な成長を実現するための指針を策定した上で同計画を進めています。

 

今回はそれに沿って、全世界規模で従業員数を約4,500人削減することを目的とした組織改編を行います。これは2018年に退職した1500人に加えて行われる計画です。

 

なお同施策は英国内を中心に実施され、同施策によりフラットな管理構造を持つスリムで回復力のある組織として生まれ変わることが可能となります。

 

結果、自社のコスト体質と利益効率を改善することで、当社は長期的成長の青地写真が描くことができるようになります。これにより、企業の将来展望を守り、自動運転技術やコネクテッド技術、車両電動化への継続的投資を可能していく方針です」と話している。

 

 

 これまでのところ’Charge and Accelerate’プログラムは、2018年段階で5億ポンド(約700億円)以上の改善が達成され、今後に掛けて10億ポンド(約1400億円)以上の改善が実現されることを見込んでいるとする。

またこれらの投資には、今年後半から次世代駆動ユニットのEDUがウルヴァーハンプトン(イングランド中部ウェスト・ミッドランズ州)にあるエンジン製造センターで生産されるという発表内容も含まれている。

 

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松下次男

1975年日刊自動車新聞社入社。編集局記者として国会担当を皮切りに自動車販売・部品産業など幅広く取材。その後、長野支局長、編集局総合デスク、自動車ビジネス誌MOBI21編集長、出版局長を経て2010年論説委員。2011年から特別編集委員。自動車産業を取り巻く経済展望、環境政策、自動運転等の次世代自動車技術を取材。2016年独立し自動車産業政策を中心に取材・執筆活動中。

間宮 潔

1975年日刊自動車新聞社入社。部品産業をはじめ、自動車販売など幅広く取材。また自動車リサイクル法成立時の電炉業界から解体現場までをルポ。その後、同社の広告営業、新聞販売、印刷部門を担当、2006年に中部支社長、2009年執行役員編集局長に就き、2013年から特別編集委員として輸送分野を担当。2018年春から独立、NEXT MOBILITY誌の編集顧問。

中島みなみ

(中島南事務所/東京都文京区)1963年・愛知県生まれ。新聞、週刊誌、総合月刊誌記者(月刊文藝春秋)を経て独立。規制改革や行政システムを視点とした社会問題を取材テーマとするジャーナリスト。